刮目セヨ~KOTETSUの動画で伝えたかったコト~

いやいや、本当に昨日アップしたコテツの動画、Facebookの方では結構見ていただけているようで・・・あっ、ありがとうございます(涙)
動画をみてもらえれば一目瞭然でコテツがどんなルアーなのかということもお伝えできると思ったので作ったわけですが、ルアーの作り手側としては、アレも伝えたい、コレも盛り込みたい・・・とキリがない。人間の欲望とは本当に恐ろしいということを身をもって実感するという・・・。

ホントは動画内にテロップを入れて、いろんなことを説明したかったり、他にも泣く泣くボツにしたシーンもたくさん。見にくい動画になるのも嫌なので、ぐっっっと我慢してシンプルにコテツの核となる要素に絞って編集してみました。

しかーし、やっぱり補足的に、少し書いておこうかなぁと思います。ココに書くことを踏まえてもう一度動画を見ていただけたら幸いです。

SCENE1 着水~スローフォール、ロッド操作

コテツは軽比重のソリッドボディです。あまりルアーには使われることのないケミカルウッドを使用しています。この比重の軽いボディにシビアなウェイトとバランスのセッティングを施したデッドスローなシンキングにこだわりました。着水から頭下がりの姿勢でほんの少しですが身をくねらせて、「フワ~っと」沈んで行くリアルな感じを見てもらえたと思います。

SCENE1

で、この要素がアクションさせた時の・・・なんというか「無重力感的」な動きに繋がってるんですね。
水面から撮影しているシーンでは、ラインスラッグをツンツンと操作しているのも少し映っていますが、軽比重でスローシンキングなコテツはロッドを操作するというより、「弛んだラインを操作してやる」とフワ~っと左右にS字をかいてくれます。この辺りも見て欲しかったところです。

SCENE2

かなりセンシティブなヤツで、トウィッチやジャークにも機敏に反応してくれるますから、素早く動かした後やリトリーブから、フッとテンションを抜いてクネクネ~っとフォールさせてやるとどこからともなくバスが出てきてドキドキしますよ。
※最近新たな使用方法を発見してしまいました・・・が、全く想定外でコンセプト外・・・でも釣れそう。また報告します!

 

SCENE2 ゴロタエリアのボトムスイミング

ゴロタエリアをヌメヌメ泳ぐシーンも、背針仕様で軽比重なコテツならではのスイミングです。
このシーンもロッドを持ち上げて弛んだラインを引く感じで、リールは余ったラインを巻き取るだけ、そんな感じで操作しています。リザーバーのバックウォーターや、野池のシャローフラット、自然湖のウィードボトムなど、とにかくボトムをスローにリアルに攻めるのに効果的な使い方です。

背針仕様はどうしても下からの食い上げバイトではフッキング力が落ちるところがあるのは仕方ないのですが、ボトムをフラフラと泳がせて上から喰わせることを意識するとフッキング率が上がります。

SCENE3

 

SCENE3 水中の鉄柵

これは「SCENE2」と同じ要素ですが、よりスタックレスな感じを見てもらおうと撮影しました。
まるでアユが石についたコケを食む(はむ)ような動きに自画自賛がとまらないシーンです(笑)

このスタック回避能力があれば、リザーバーの立木とか、野池の沈んだブッシュとか、倒木とか、みなさんが釣りをするフィールドでコテツを通してみたい場所、ありませんか??あるあるあるある!!絶対ある!!

SCENE4

 

SCENE4 テトラ

撮影場所が琵琶湖だったので、テトラで撮影したのですが、高低差があるストラクチャーを舐めるようにスローにタイトにフォールできるコテツは、リザーバーの急深のショアラインを攻めるのにもいいと思います。
SCENE5

もちろんこれだけでは無いですよ!

とりあえず、こんな感じで編集したムービーですが、トウィッチやジャークの動きとか、裏ワザ的にヘビキャロコテツの動画なんかもあるんです。特にヘビキャロコテツは中々いい感じなので、またの機会にお見せできればと思っております。

ではでは、もう一度コテツムービーをどぞ!(笑)