
使い分けで釣果UPへ。TRANQUIL(トランキル)の特徴をウェイト別に大解剖。
釣果を再び耳にする様になってきた軟質ブレードを搭載した「トランキル」。こちらのウェイトは1/4oz、3/8oz、1/2ozと3種類ラインナップされています。
基本的な使い方「スローロール」で使う場合のそれぞれのウェイトの使いやすいレンジは
1/4oz 2m前後
3/8oz 3.5mくらいまで
1/2oz 4m以深もOK
大体こんな感じ。
これは「スローロール」の時のレンジなので、普通にグリグリ巻けばもっと上のレンジを引けます。
とはいえ比較的深いレンジを狙うチャターベイトということがお分かりいただけるかと。
琵琶湖のようなウィードレイクならウィードトップを舐めるように。
ハードボトムだとしても、やはり底付近を舐めるように巻くのがトランキルの「スローロール」の使い方です。
もちろん普通にグリグリとチャターベイトらしく巻いて使うことも可能です。
ただし、レンジキープ性能を追求した結果、ファーストリトリーブではバランスを崩しやすくなっています。
速めにグリグリとやる場合は、バランスを崩さない範囲内の巻き速度で巻いてください。
ラインナップ中ではヘッドウェイトの軽い1/4ozが一番バランスを崩しやすく、1/2ozが最も安定していて速めのスピードにも対応しています。
実は…ウェイトによってアクションが変わります
1/4ozは振動強め、1/2ozは振動弱め、3/8ozは二つの中間的な振動の強さ。
なぜヘッドウェイトによってアクションが変わるのか?
トランキルは各ヘッドウェイトに対して、ブレードは全て同じサイズを使用しています。
例えるならヘッドを車体。
ブレードをエンジンとして考えてみると…
軽トラックに2tトラックのエンジンを積んだものが1/4oz。
2tトラックに2tトラックのエンジンを積んだものが3/8oz。
大型トラックに2tトラックのエンジンを積んだものが1/2ozとすると。
軽トラックは暴れるし、大型トラックは本来の大型トラックよりもかなり大人しい大型トラックになります。
これが先に言った1/4ozがスピードを上げるとバランスを崩しやすい理由でもあります。
この特徴を活かして少し濁りが入っているから強めの1/4ozで!とか、水がクリアだからスピードは上げたいけどアクションが大人しめな1/2ozにしよう!などの使い分けが可能です。