
KRK205のカラーラインナップの中でも一際、異彩を放っているリアルカラーのスモールマウス2種。
「スモールて…」
「そんなんワシの釣場にはおらんし…」
「スモールって食われてるの?」
そんな声も聞こえてきそうな…
まあまあ落ち着いて。
大事なのは、スモールが食われてるかどうかでは無いぞ。
あなたの釣場にはチャートバックのベイトフィッシュがいるのか?
多分いないね。
いたら…ごめんなさい。
スモールマウス2種の特徴
単純にこれで釣ったらカッコエエというのも、ラインナップに採用した一つの理由であります。
でもね、実はガチで釣れるカラーだと思ってます。
この二つのスモールマウス。
透ける系とギラッと系。
2種類とも同系統の暗い色味だけど、透けるかホロが貼ってあるかで大きな違い。
透けるスモール〈#204 リアルゴーストスモールマウス〉は透かした時の色味がまるでビール瓶のよう。
これがやたら生っぽくてすごくイイ。
赤いプラボールが透けていて、エラの赤色のように見えるのも#204リアルゴーストスモールマウスの特徴。
実際には稚魚や小型のベイトでもない限りボディは透けていないですよね。
これくらい大きさのベイトを見上げた時ボディが透けるのは非リアルとも言える。
なのにナゼか地味な色合いと透け感はリアルな魚を連想させます。
水の綺麗な琵琶湖北湖では、ゴーストクリア系の方が魚の反応は良いとも言われています。
対してホロ系の〈#203 リアルスモールマウス〉は背後が明るいほどバキッと真っ黒なシルエットが出ている。
こちらの方が実際の見上げた時の魚の見え方に近いような気もします。
透ける茶系のプリントの下にはレーザーホロ。
緑や赤にメラッと変化する怪しいフラッシング。
光の反射しない角度ではかなり地味な印象かと。
泳がせてみても、ホロ系の割にまあ目立たない。
目立たないんだけど、ひとたびジャークしてヒラを打たせると、本物の魚に近い「ギラッ」がひき出せるカラーです。
どちらもスモールマウスのリアルプリントで限りなくスモールに寄せています。
が…茶系の背中でフナや野ゴイ、ニゴイなどどこにでもいる魚に近い色合い。
濃い色合いでシルエットハッキリ出しつつもギラッとフラッシング、もしくは透け感でナチュラルに。
など水色や天候を選ばない、使える状況が幅広いカラーリングなんじゃないかなと。
今のところKRK205だけのカラーラインナップとなっております。