ルアー制作にあると便利な”丸ペンチ”。選び方はこれで決まり。
ルアー制作をする時、ものによってはステンレス線を曲げてアイを作る作業が出てきます。
アイを作る時に有ると便利な工具が[丸ペンチ]。
柔らかいステンレス線ならラジオペンチと釘やドリルの刃を使ってアイを作ることができますが、スピナーベイトに使用するようなステンレス鋼線を曲げる時にはやはり[丸ペンチ]が重宝します。
100均でも手に入りますが、ルアー作りにおいてはあまり価格の安いものはおすすめしません。
アクセサリーなどに使う真鍮のピンやステンレス線は柔らかく、どんな丸ペンチでも曲げることができます。
が、しかし。
ルアーに使用するステンレス鋼線はガッチガチに硬い素材。
100均で手に入る丸ペンチを全てを見たわけではないので例外もあるかもしれませんが、硬いステンレス鋼線を曲げようとすると実際折れたり曲がったりするものが多かった印象です。
ステンレス鋼線を曲げるならある程度の価格帯のしっかりした物を選んだ方が良いと思います。
本題。ルアー作りに適した丸ペンチの選び方
①ペンチの先が短めのものを選ぶ
丸ペンチの先が長すぎるものは鋼線を曲げようとしてもしなって曲がり、力が逃げて上手く曲げられません。
ペンチの先が5センチほどの長細い物を持っていましたが全く使い物になりませんでした。
先が短めでしなりにくいものがおすすめです。
②グリップが太めのもの
グリップが太めに成型されているしっかりとしたものを選ぶと曲げる時に力を込めやすく綺麗な丸いアイが作りやすくなります。
塩ビ樹脂をどぶ漬けコートしてあるタイプのグリップは細くて手のひらに食い込み、すぐに手が痛くなってしまいます。
太さ1.2mmのステンレス鋼線になるとガチガチに硬い線でかなり強い力を込めて曲げる必要があり、丸ペンチに限らずこの手の工具を選ぶ上ではグリップ形状はとても大事な部分だと実感しました。
ご参考までに、普段愛用しているのはKEIBAの丸ペンチ。
[プロホビー・丸ペンチ 2COM.ハンドル]というのを使っています。
スピナーベイトやバズベイトなどのワイヤー系ルアー、ハードルアーのアイを作る際に、1本持っておくと何かと便利ですので購入を検討してみては?