
細軸という選択肢も大いにアリ。Otter(オッター)のフック交換の手引き
今シーズン新色とプラスティック製のガードウェイトの販売を予定している、シンキングプロップベイトOtter(オッター)は年間を通して使えるルアーです。
特に冬の間に多用する人が多いように思いますが、春のモロコ等の小魚の産卵シーズンもスタメンから外せません。
通常のシンキングプロップなら躊躇するような沈木やリップラップの周辺をスタックすることなくじっくりトレースできるというメリットがあります。
ボトムに一旦落として根掛かりを気にすることなくボトム付近をゆっくり巻けるのは春の釣りにおいてはとっても大事なことだったりします。
ボトムにスタックしたとしても石やコンクリートが相手なら、無理やり引っ張らず糸を張ってパシッと弾いて緩める根掛かり外しで案外簡単に外れてくれます。
根掛かり回収機も併用すれば回収率が上がり、攻めた釣りをしても案外ロストすることが少ないと思います。
ただし、ボトムを攻めるとフックポイントの摩耗は避けては通れません。
シンキングプロップベイトのバイトってゆっくり巻く使い方が多いだけに強く引ったくるようなバイトはあまり出ません。
コンッと当たったりゴゴンと小さく引ったくられたり。
そのバイトを巻き合わせでグリグリと巻いてフックを刺していくのですが、フックポイントが鈍っているとフックがなかなか貫通してくれません。
あまりゴツいタックルで使うルアーでもないですし、フックポイントの鋭利さはとっても大事な部分。
常にフックポイントのチェックをして、鈍ってきたらすぐ交換が吉。
オッター適合フックのご紹介
オッターの純正フックと同等のショップで入試できるフックがこちら。
左から、オッター純正フック、オーナー/ST46 #10 、がまかつ/SP MH #8 、がまかつ/SP M #8 。
ST46では#10、SPMHでは#8と表記サイズが異なりますが大きさはほぼ同じです。
そしてSP Mは見てのとおり細軸です。
オッターはスピニングタックルで使うことも多く、柔らかいロッドに細いラインでも比較的しっかりと刺さってくれるので細軸チューンはかなりおすすめです。
フロントフック、リアフック共にSP Mのサイズを1番手小さくすればフック自体の重量がかなり軽くなり、デッドスローで水面直下を巻くことも可能です。