春のお助けリグ。キリカケ4.7inchカバーネコのすすめ

ビッグベイト、カバーのジグ撃ち、シャロークランク、etc…春はやりたい釣りが多くて困ります。

魚はスポーニングを控えシャローを目指し、おかっぱり派にとってはありがたいことに岸沿いが一時期的に魚の密度が濃くなる季節。

打率もぐっと上がるというものですが、急な冷え込みや田んぼからの濁り水など諸々の要素で何をやってもダメという時もあります。

でも魚は確実に居ると。

そんな時のお助けリグとしておすすめしたいのがキリカケ4.7inchのカバーネコ。

時期的にはシャローのカバーの中に入り込んでいる魚も多く、日が上がり眩しいくらいの光量になったらやっぱしカバーが強い。

ジグで食ってくれれば気持ち良い釣りができますが、なかなか口を使ってくれないならやっぱしネコの手も借りたくなるわけでして。

ちまたに数あるストレートワームの中で、あえてキリカケを選ぶ理由を3つ。

①スローフォールが良い

テールがしっかりと水をつかみ動くキリカケはフォール速度を抑えられます。

速いスピードでズドンと落として食う時ならキリカケを選ぶ必要はありませんが、水温が温かく水面直下に浮いていることも多い春の魚はゆっくり目の前をフォールさせてあげることも必要。

カバーを撃つのにある程度重めのシンカーが必要な場合でもスローなフォールを維持できるのがキリカケです。

②硬めの素材が良い

キリカケ4.7はストレートワームとしてはかなり固めの部類になります。

カバーを撃つ時に針先が出にくくエサ持ちが良いのがメリット。

強めにピンピンと跳ねることで硬めの素材がしっかり反発し、曲がって戻り曲がって戻りを繰り返して水押しがかなり強め。

濁った水の中で存在感を失いません。

③ビリビリとしたテールアクションで生命感のある誘いが良い

フォールで常に誘い続けるキリカケテール。

ストーレートワーム界で唯一無二のビリビリとしたハイピッチな微振動フォールは縦の釣りとの相性が抜群です。

キリカケ4.7inchの使い方

カバーネコのフックはお好みのものを。

ネイルシンカーは1.3gを基準にカバーに入れにくいならさらに重く、フォールでフワッと落としたいなら軽く。

ブッシュの中やアシ際、杭の横に落としてかならずフリーフォールさせます。

ボトムに着底したらキリカケがイチ、ニイ、サンとカウントし、キリカケが倒れ込むのを待ってからアクション。

着底後の倒れ込みでバイトすることもあります。

ボトムで小さくピンピンッと跳ねて、着底、倒れ込み待ちからの、ピンピンッと。

微振動するキリカケテールのフォールアクションはそれだけで強烈な誘い。

カバーネコはシェイクして誘うのが一般的な使い方かもしれませんが、フォールを活かすというところでこの使い方をメインに釣りをしています。

撃つべきカバーが延々とある場合は2〜3回跳ねたら次のカバーへ。

ひとつのカバーをじっくりやる時は何度も打ち直し、中層で吊るしてシェイクしてみたり、水面直下をやってみたりと普通のカバーネコと同じです。