
使いこなせば釣果に直結!ビッグベイトの浮力調整機構は実用性高し
OHIRA(オヒラ)のお腹にあるボールウェイトを入れ替えて浮力調整する機構、リロードウェイトシステム。
一見難解に見えるかもしれませんが、とても実用性がある便利な機構なんです。
ボールウェイトを追加したり抜いたり、どんな感じで、どんな状況で使い分けているのかいくつか例をあげてみます。
こんなシチュエーションはどうでしょう?その1
例えば水深が浅いどシャローや手前に引っ掛かりそうな木の枝が沈んでいるような場所で、ビッグベイトをトントンと首を振らせながら水中でデジ巻きしている時。
ルアーが潜りすぎるとボトムにタッチして常にゴミを拾ったり、木の枝に当たりすぎて引っ掛かりそうになることがよくあります。
もうちょいレンジが入らないように、ボトムの少し上を気持ちよく泳がせたいなんて言うタイミングはどうでしょう?
普通は板オモリ等で重くすることはできても、大きく浮力を上げることはできません。
リロードウェイトの強みはウェイトを追加して重くするだけでなく、ウェイトを抜いて浮力を上げレンジが入らないようにできること。
オヒラのタングステンボール7mmを1個だけお腹にインサートしてデジ巻きすると浅いレンジを潜らせずドッグウォークさせることができるようになります。
こんなシチュエーションはどうでしょう?その2
水深1〜2mのポイントから徐々に浅くなり、水深1mよりも浅いシャローに差し掛かった場合などはクランクベイトなら浅く泳ぐものにルアーチェンジする所ですが、ビッグベイトはそうはいきません。
クランクベイトのようにレンジを細かく刻んでラインナップされていないため、潜らないようにロッドを高く上げて巻くしかないのが現状。
そういった場合でもオヒラのボールウェイトを全部抜いてハイフロートとして使えば、高い浮力を活かしてボトムにスタックしないようにちょうど良いレンジを巻くことができます。
ボートからの釣りで水深2mくらいならばタングステンボールウェイト7mmを1個で巻き、それよりも深いレンジに入れたい時には2個に増やすなどのレンジ調整。
もしくは冬季にデッドスローに巻いても浮き上がらないように、ボールウェイトを追加して浮力をサスペンドに近いところまで落とすなど使い方は色々。
板オモリでのチューンと違い、重くしたり軽くしたり何度でも手軽にチューニングできるのがいい所です。
更に細かくセッティングを煮詰めたい方という上級者向け
付属ウェイト以外の細かいウェイト調整も可能。
オヒラにはタングステン製の7mmボールウェイトが2個付属します。
タングステン7mmは1個あたり3.2gの重量。
7mm×2個で6.4gアップとなるわけですが、ボールウェイトの材質やサイズを変えることでさらに細かなウェイト調整ができます。
あとほんの少しだけ浮くスピードを抑えたいという時に、3.2g+1.0g とか。
ショップのハンドメイドルアーコーナーには 行けば色々なサイズのタングステンやステンレスのボールウェイトが入手できます。
タングステンボール7.5mm(4.0g)
ステンレスボール7.0mm(2.1g)
ステンレスボール6mm(0.9g)
これらを忍ばせておけば幅広い状況下で使い分けできますので、揃えておくのもおすすめです。