アフタースポーンはTOUDA（トウダ）が無双‼︎先取りしてトウダの使い方とトゥルーチューン方法を再確認
関西圏ではスポーニングシーズン真っ盛りですが、九州や四国ではすでにアフタースポーンの釣りがメインになっている地域もあるようです。
アフタースポーンといえば羽根モノルアー。
KAESU唯一の羽根モノ【TOUDA（トウダ）】が無双する季節の始まり。
ヒシモパッチが出来始め、ギルが水面に浮き、バス自体も表層の水温が居心地良い季節。
スポーニングを終えた後で体力が無いタイミングというのもあり、ワームやビッグベイトにしても長く止めて置いておくような釣りがはまるこの時期。
水面をモゾモゾとスローに動くデカ羽根モノルアーは、バスからすれば1匹捕食しただけでもそこそこのカロリーを摂取できる魅力的なボリュームのあるベイトに映ります。
そしてバス稚魚を守っているような魚にとっては、稚魚のそばで水面をワシャワシャと掻き回されるとかなり苛立ちます。
捕食にしろ、威嚇にしろ、半端にワームで狙うよりデカい魚を選んで釣れてしまうのがこの時期の羽根モノルアー。
そんなTOUDAの使い方を改めておさらい。
TOUDA（トウダ）の使い方
使い方①：ポコポコと小気味良い音が出る範囲で一定速度にゆっくり巻くこと。
羽根が空気を水中に巻き込んで奏でるポコポコ音、金属パーツが擦れるチャキチャキ音、ボディ内部のボールウェイトのケロケロという音、トウダは音にもこだわって作った羽根モノルアーです。
いいポコポコ音が聞こえるスピードを目安に巻けば、多連結テールを左右にしっかりと振り、1番美味しいアクションが生まれます。
使い方②：ピクピクと波紋をたてるくらいのデッドスロー
止め置いてバイトするような動きたくない魚にはデッドスロー。
ピクピクと動く波紋だけでなく、多連結ジョイントがランダムにふにゃりと曲がり、ボディ形状を変化させます。
移動しないのに動いている状態を作り出せる使い方。
使い方③：高速巻き、ゆっくり巻きを交互に織り交ぜた羽根モノの変速巻き。
高速で巻いてもアクションが破綻しないトウダは使い方③の変速巻きがとてもおもしろく、秋シーズンに4キロ後半の実績もあります。
この使い方はまた詳しく後日説明するとして、それよりも羽根モノルアーを使う時に重要なトゥルーチューンの方法を解説します。
トウダのトゥルーチューン方法
トウダには羽根パーツにヒートンを使用していません。
これはパッケージから出した状態で最も良いアクションを楽しんでいただきたいからです。
ヒートンにすると調整は容易ですが、その反面製品化した際に締め込み具合で均一性を保てなくなると言うデメリットも。
この辺り、ガッチャンガッチャンパーツは機械で作れますが、結局最後は手作り。
話は逸れましたが、では、一体どうやってトゥルーチューンするのか？解説していきましょう。
まず背中側から見て、羽根の角度が左右対称になっていることを確認。
羽根の角度を左右対称に合わせるためには、サイドの羽根のアタリ部分のプレートをペンチか指で直接曲げて角度を微調整してください。
一度泳がせてみて、左右どちらかに曲がって行く場合は羽根を捻って角度の調整をします。
ルアーの正面から見て右に曲がるようなら右側の羽根の水受けが強すぎるということ。
右側の羽根を直接手で捻って曲げます。
現状の角度よりも羽根を少し前傾させ、水を羽根の下側に受け流すように曲げてみましょう。
トウダの羽根はステンレス製でバネ感の強い素材ですので、力を加えても反発して元の形状に戻ろうとします。
曲がらないからと思い切り力を加えると曲げすぎて逆に修正するのに時間がかかります。
一気に曲げようとせず、ジワッと力を加えて曲がったかな？程度で泳がせてみて、少しずつ微調整するのがトゥルーチューンの上手なやり方。
羽根の曲げ方次第でアクションを変えることも出来ますので、興味のある方は過去ブログをご覧ください。
