サカナの嗅覚とニオイの関係

一般的に魚の嗅覚はヒトの何百倍とも何千倍以上とも言われています。そこで一つの疑問ですが、ワームのようなケミカル臭のするニオイのある物をなぜすぐれた嗅覚を持つ魚が口にするかという事です。
威嚇バイト、リアクションバイトはあり得るとしてもエサとして認識しているのであれば明らかに異質なニオイだと気がつくはずです。
う~む何ででしょう・・・。

そう言えば・・・

ふと思い出しましたが、高校時代に魚の鼻の穴は4つあると授業で習いました。前の穴から後ろの穴に水を通し、水中のニオイ成分を感じていると・・・

これが左右にあり2個が1セットで合計4つ。
つまりニオイ成分が水に溶け出しなおかつ鼻の穴を通り抜けなければニオイを感じることはないということでしょうか??(とは言っても、かなり前のことですので間違っていたらスイマセン。)
ならば、魚の目の前で長い間動かし続ける、もしくはワームの後ろに張り付いてその水流を鼻に感じるような場合のワームにこそケミカル臭は抑え、よりエサに近いニオイをつける必要があるのではないか?
また、速いアクションで魚に一瞬で口を使わせる。もしくは遠くからワームを見つけて飛びついてくるような釣りならばニオイの影響はほぼ無いのではないでしょうか?

結局・・・

などと仮説を立ててみたりなんかしましたが・・・実際問題謎な部分は多い気はします。釣れそうだなぁという感じがアップすればするほど、メンタルにも好影響は十分与えますから、必然的に釣れるなんて言う好循環は得られますね。
時々アジングに行くとニオイつきのワームは確かに釣れ方が一味違うように感じます。バスもアジくらい連発してくれると効果の違いを実感できるんですけどね・・・。

しゃべる事の出来ない生き物相手の釣り。ですから・・・答えはあって無かったりの世界。そんな物思いにふけりながら、ああかな?こうかな?とイロイロ想像しながら自分なりの答え探しをするのも釣りの醍醐味かなと。

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