プロトスイムベイト「音」へのコダワリ

ジョイントのカタカタ音やボディに当たるフックの音。これらの音はラトル音に比べてごく小さい音ではありますが、かなり響きます。

サイレントタイプと表記してあるハードルアーのほとんどが実は完全にサイレントではなく、フックがボディに当たってチキチキと音を出しています。

この音をバスが嫌がるかというとそうでもなく、濁った時など音があった方が有利な状況が多々あります。

バズベイトのキュルキュル音やバイブレーションのラトル音なんて、もはや生物とはかけ離れた音を出していますが、それでもバスはしっかりバイトしてきます。

これらのことを考えると、サイレントタイプって必要か?と思ってしまいます。

いやいや、ちょっと待った!

どうしてもサイレントが必要だなと感じる時がありました。

小さな野池で釣りをしていると特に多いのですが、アクションをつけた時のジョイントのガコッという音で逃げていくヤツがいます。

ハイプレッシャーな野池のスレた魚は、着水音を聞いただけでもダッシュで逃げていくほど臆病になっています。

プロトのスイムベイトは野池に限らず河川でも、湖でも、そんなハイプレッシャーな状況の魚に口を使わせる打開策になるんじゃないかなと期待しています。

ボディとジョイントが柔らかい素材でできていて、限りなくサイレントに近い仕様。

それにもう一つ音を抑えるギミックが入っています。

それは…もうちょい伏せておきます。

プロトのスイムベイトを触ったことのある人はお分かりですね。

しばらくは内緒でお願いします。