そういえば使わなくなったよね?〈オフセットジグヘッド〉
いや使ってるって!という人もいるかも。
個人的にですが…そういえば使わなくなったリグのナンバーワンはオフセットジグヘッド。
琵琶湖で釣りをするようになった10代後半頃からほとんど使ってません。
根掛かりの少ない琵琶湖ではフック剥きだしのノーマルのジグヘッドを使うことが多く、ウィードにスタックさせてツンツンポロッとほぐすという使い方が主流でオフセットジグヘッドが必要だと思ったことはほぼありませんでした。
それ以前は野池の釣りばかりだったので、底に沈んだ木の枝や石ころがゴロゴロとしている場所ではフック剥きだしのジグヘッドなんて使おうものなら一投でロスト。
やはりジグヘッドといえばオフセット。
スライダーワームやリングワームをオフセットジグヘッドで使うというのが、ザ・ジグヘッドリグでした。
海を渡った本場アチラの国では…
シェイキーヘッドが定番中の定番。
ヘッドにスクリューパーツのついたものが多いこのタイプ。
オフセットジグヘッドよりも針が出やすいような印象です。
「うーん釣れない。よしフィネスな釣りを」となったらとりあえずこのシェイキーヘッド+ストレートワームだそうで、日本で言うところのネコリグと同じ感覚じゃないかと思います。
込み入ったところに入れたり、ズル引いたりスイミングさせたり使い方は色々。
ヘッドの形もフットボールタイプあり、スタンダップするものありと様々です。
ちなみにデルタ+シェイキーヘッドもなかなかいい感じだった…と宣伝しておきます。
テキサスリグとはどう違う?
スナッグレス性が必要ならライトテキサスでいいんじゃないの?とも思いましたが、フックとウェイトが分かれているテキサスリグよりもジグヘッドの方がダイレクトにアクションが伝わり、細かなシェイクの振動もワームにしっかり伝えてくれます。
カバーの奥を撃つなら太いラインでテキサスリグですが、〈ライトなカバーやオープンのちょっとしたストラクチャーをかわし、フィネスなアクションで食わせに特化〉みたいな使い方はジグヘッドに分がありそうです。
ここまで書いたところでネコリグでいいんじゃないのか?と思いました。
うーん…ネコリグでもいいかもしれない。
むしろネコリグがあるから使わなくなったのか…
ネコリグよりも水押しが無いからよりフィネスな感じになるかもしれない。
ネコリグとオフセットジグヘッドを使い比べてその違いを見いだすのも釣りの一つの楽しみ方です。
今回オフセットジグヘッドを見て思ったのは、ふだん琵琶湖でばかり釣りをしているとスナッグレス性という部分にどうしても意識が向きにくくなっているなと。
全国区で考えると野池やリザーバーなどフック剥きだしでは根掛かりしやすい場所の方が多く、この辺も加味したものづくりをしないといけないなと思った今日この頃です。