光があれば影がある・・・。ボツになったルアーを蔵出し

そういえば、いつぞやの夏はこんなルアーを作っていました。

見たまんまネズミルアーですが、リップのついたビッグベイトの「ラット系ルアー」とはまた別物です。

こっちはペンシルベイトのような感じで、でも普通のペンシルベイトとは違ったヒョコヒョコとネズミがもがくようなアクションをするルアーです。

なかなか面白い感じの動きだったけれどイマイチ釣れない原因にふと気がつく。

で、残念ながらお蔵入りになりました。

そして「ラット系ルアー」自体も日本では流行ることなく終わってしまいました。

いや待てよ?「ネズミパターン」は存在するかも

あれはドブ川シーバスにハマっていた頃。

兵庫県のとある有名なドブ川でのこと。

温排水のおかげで冬場にシーバスがよく釣れるので毎週のように通っていました。

都市型河川で近くにはマンションや工場が立ち並び、ドブ川特有のツンと鼻につくニオイが気になるこじんまりとしたポイントです。

キャストしながら少しずつ上流に向かって移動する途中。

ドブネズミが足元から飛び出し、ポチョンと落水。

壁沿いを意外に達者な泳ぎで進み、船の影になって見えなくなった瞬間。

「ガボォッッ」と捕食音。

シーバスってネズミ食うのね?

「ネズミパターン」は実はシーバスの方で存在するのかもしれません。

後にも先にもネズミが食われたのを見たのはこの1回だけでしたけど。

プロトネズミもシーバス用として復活させてみてもいいかも?(いや、あかんあかん・・・)