
ソフトブレードチャター「トランキル」のメリットを今一度考える
チャターといえば手元にバリッバリに伝わる振動、そしてカチカチ音。
ガチャガチャキラキラとウルサイのが売りのルアーという認識です。
そしてチャターベイトなのにバイブレーション控えめという、ちっとばかし理解されにくい特徴を持ったトランキル。
使い方や求めるものが、いわゆるチャターベイトとは全く別のものでして。
いっそ誤解を生むので、チャターベイトではない!と言い切ってしまいたいくらいです。
でも…まあ…チャターの形してるし?
ここは「ソフトブレードチャター」という一つのジャンルということで。
ソフトブレードチャターが求めるものとは?
これまで色々と書いてきたけれど、今一度復習です。
トランキルの真骨頂は、「ゆっくり巻いて釣れる」ことにあります。
「ゆっくり巻いて釣るチャターベイト」という、本来のチャターとは真逆の釣り方。
弊社オクガワ氏の友人に、1日のほとんどをチャターしか投げない、そしてこのゆっくり巻く釣り方でボッコボコに釣るチャター先生と呼ばれる存在がいます。
その影響あってか、一緒に釣りに行けばチャターしか投げさせてもらえず、結果的にチャターしか信じられなくなった弊社のオクガワ氏。
そんなに釣れる釣り方なら、これに特化させたチャターベイトを作ろうじゃないか⁈ということでスタートしたプロダクトでした。
一定層をゆっくり巻く→リアクション要素はない→限りなくナチュラルに近づけたい。
そんなわけで「柔らかいブレードで作ったら?」というイメージは最初からありました。
次回につづく