魚のサイズと尾ひれの動きを今一度観察。タイニーマサムネ120のテールアクションに迫る。

タイニーマサムネのサイズアップ版である「タイニーマサムネ120」。

名称がこれで良いのかどうかチョット迷うトコロではありますが…。

その120サイズに使うテールが、画像下の白い方のテール。(製品版はタイニーマサムネと同じクリアになる予定)

ボディが大きくなるのと同時に、テールも若干大きく修正されています。

横から見ると少しわかりにくいかもしれませんが、背中側から見ると一目瞭然。

タイニーマサムネと比べて、テールの膨らみ部分が少し分厚いのが確認できます。

このテールの厚み、試作段階で更に分厚いもの、更に薄いものなどなど何種類か試しています。

テールの膨らみを分厚くするとスローでもテールをグイグイとパワフルに振り、ピッチは気持ち遅め。

テールの膨らみを薄くするとスローでは動きにくいかわりに、テールの振りはハイピッチで微振動なアクション。

スローでもしっかり動いてくれる分厚いテール(とは言え、比較してもわかりにくいかもしれませんが…汗)はなかなかいい感じ。

けれども小さなコアユやワカサギの泳ぐ姿って、もっとこうピピピッて感じの細かいアクションじゃなかろうか?

これくらいの大きさの魚が出す波動と、テールの波動の大きさをある程度合わせてみた方がいいのかも?と思い

そんなわけで、同サイズのベイトフィッシュの泳ぎを改めて観察してみました。

結果…魚が小さすぎてよく分からんかった。

もうちょっと大きいベイトならまだしも、なにせ全長120mmなので小さい魚は動きが速すぎて…

というか近くに寄ったら逃げるし。

でも、少なくとも小バスの尾ビレはゆったりとした動き、コアユやオイカワ、ハヤはそれより速めのピッチで動いてる。

それくらいはなんとなく遠目からでも確認できました。

魚種によって動きのピッチは異なるので、どれに合わせたらいいの?と少々迷いましたが…

このサイズの細身のベイトフィッシュ全般的にみて、使いやすさを含めて、このテールの振りにしておけば間違いないというアクションに調整してあります。

(ボディが一緒に写っていないからなんともイメージしにくいですね…汗)