突然ですが、ルアーを作る時に使うヒートンは、基本的に自作派です。

既製品のヒートンは線径が太かったり、長さが足りなかったり。

特にビッグベイトを作る時なんかは長めのヒートンが欲しくなるわけですが、長くて大きいのは結構高い。

大きくなると線が太すぎてスプリットリングをつける時にリングが開き、隙間ができやすくなる。

であれば自分の欲しい線の太さ、長さ、アイの大きさを自分で曲げて、ちょうどいいものを作った方が断然いい。

ペンチとステンレス線があればヒートンは簡単に自作できます。

もちろん既製品のヒートンもちゃんと使っています

既製品のヒートンは、主にビッグベイトのジョイントに使用。

ネジが切ってあるヒートンの方が、ジョイントの曲がり角度を微調整できます。

ちなみにネジの切ってある既製品のヒートンはそのままボディにねじ込めるのに対して、自作ヒートンにはそれができません。

自作ヒートンはヒートンよりも少し大きめの穴をドリルであけ、2液性のエポキシを穴に注入した上に自作ヒートンを挿入します。

強度的には十分。

というか全く取れる気配がありません。

ヒートンを抜きたい時はハンダゴテでヒートンを熱すればエポキシが脆くなり、あとはペンチでねじって引っこ抜ぬくだけ。

自作ルアーを作る時は、ぜひ自作ヒートンにも挑戦してみてください。

既製品ヒートンよりも線径が細く、見た目にシャープな印象になります。