チューブワームの良いところを抽出したプロトワームを試作

以前もチューブネタやりましたが、今回も懲りずにチューブです。

こちら名称不明のアメモノチューブ。

ジグヘッドを中に仕込んでチョンチョンとシャクると、キュインキュイン!と良いダートをしてくれます。

素材はゴムっぽい硬さで好みではないのですが…

チューブワームはエビ、ゴリなどボトム系ベイトの跳ねるアクションにそっくり。

スプリットショットなんかで使えば、フワッと落ちる様はエビそのもの。

こんなの釣れないわけないよ!と思うのですが…

釣具業界の中では、いまひとつ存在感のない部類。

最近チューブで釣ってる人、周りにいます?

そんなわけで数年前には「チューブ作ろうよ!」とも言ってみましたが、「チューブって…無理ちゃう?」という冷ややかな社内の反応。

ま、そりゃそうだわな…

一番欲しいけど、一番作れないワームなのです。

で、す、が…

チューブではないけど、チューブのような動きをするワームを今作っています。

実は数年前からそのワームは存在しておりまして、トランキルのトレーラーとしてイサナを作る時に出た案の一つ。

その時は「面白いワームよね〜、これはアリかも」というくらいで、すぐにイサナの試作を始めたので特に煮詰めることもせず。

すぐに片隅の方へ追いやられて、存在すら忘れていました。

ひょんなことで使ってみたらなかなか悪くない。

いやむしろ可能性を感じる!

社内の反応も上々で、「じゃ、やってみますね〜」という軽い感じで数年越しの開発スタートとなりました。

チューブでは無いよ!

あくまでチューブのような動きをするワームです。

まだ見せられるような状態ではないのですけれど。