ルアー開発時にも実は重宝している。あったら便利!「パテ」

ルアーを作る時に、あったら便利なものシリーズ。

過去には瞬間接着剤や接着剤の効果促進剤などを紹介してきました。

今日のお題は…「パテ」。

パテには「ラッカーパテ」、「ポリエステルパテ」、「エポキシパテ」などその他様々な種類があります。

用途としては車の補修、プラモの造形、建築関係の修繕など案外幅広い分野で使われています。

ルアーを作る時にもパテはとっても重宝。

例えばラバージグのヘッドを作る時。

使いたいフックに直接パテを盛り、ヘッドを造形してシリコンで型取り。

できたシリコン型にフックをセットして、鉛を流しラバージグを試作。

それからプラグの形状を変える時。

形状変更したい部分にパテを盛り、硬化したらヤスリで削って成形。

あったら便利というより、ルアー作りにはなくてはならない重要物質です。

誰が聞きたいのかもわかりませんが、普段よく使うパテはこれ!

コニシの「接着パテ金属用」。

もしくはセメダインの「エポキシパテ金属用」。

どちらも屋内外のドアやフェンス、家具などの補修の用途で売られているもの。

フィギュアやプラモデル用のパテの方が仕上がりはきめ細やかですが、この二つのパテはどこのホームセンターでも手に入りやすく、ルアーの造形にも十分に使えます。

よく練って3〜5分もすれば固まりだし、10分もおけば削れる作業効率の良さ。

硬化した後の強度も十分。

ヤスリやカッターでも切削研磨しやすく、かなりおすすめです。

自作のルアーを作ってみたいけど木を削って作るのはちょっと面倒かも…という人は、とりあえずパテでラバージグのヘッドやメタルバイブなんかを作ってシリコンで型取りしてみてはどうでしょう?