バスはギルネストを襲わない?
ルアーの水中撮影の通りすがりに、ギルネストてんこ盛りの場所を発見。
おお〜いるいる!
隣り合った丸いネストの跡がそこかしこ。
よくよく見ると、ネストのすぐ真横にバスの姿。(画像上部)
その目の前、バスの30センチ前にはギル2匹。
これだけ近くてもぜんっぜん食わない。
近い距離を保ったままウロチョロ。
ギルの方はといえば少し気にする素振りはあるけど、逃げるでもなくネストの中にホバリング。
不思議なもので、ギルネストの中に突っ込むバスというのはあまり見たことがありません。
大体はギルネストの外側をウロウロするだけ。
コレ、食う気あんの?
ギルネストに限らず、バスとギルが一緒に泳いでいるのはよく見かける光景。
停戦協定?和平交渉?なんて思うほど平和な水中。
と思いきや、時々フワッフワッと近づいてはギルにスッと避けられ、また元の場所に戻るという繰り返し。
うーん…「その時」を待っているっぽい。
「その時」というのが、いろんな場合があるんだろうけど、多分ギルが油断した時。
例えばギルネストの卵を、他のギルが食いにきたタイミング。
威嚇でネストを飛び出し、ビュンッと追いかけ回した瞬間に、近くのカバーからバスが飛び出てきてパクッと食われたのを見たことがあります。
ギルもなかなか素早く、仮にギルネストに突っ込んだところでそう簡単には食えないらしい。
ギルの意識がバスから別の所に向いたその一瞬を、周りでウロウロしながらひたすら待っている。
もしギルネストについたバスを見つけたら、よく観察してみてください。
ルアーの動かし方のヒントが見つかるかも。
