ビワコの夏の使者来たる。足元を泳ぎまわる謎の生物。

その大きさ3〜4センチほど。

よくよく見ると…あっヤゴか…

ヤゴといえばボトムでじっとしているか、、モジモジとうごめいているか。

こんなに活発に泳ぐヤツはなかなかお目にかかれません。

たぶん羽化直前で、水上に上がるところを探しているっぽい。

おそらくウチワヤンマのヤゴ。

ウチワヤンマといえば…

夏の琵琶湖で釣りをしていると、必ずと言っていいほどロッドにピタリと止まるトンボ。

オニヤンマよりもひとまわり小さく、尻尾の先端にはうちわのような膨らみがある黄色いトンボ。

トンボの割におっとりした性格で?ひとたびロッドティップに止まるとシェイクしてもなかなか逃げない。

むしろ振り落とされまいと、ガッシリしがみつく図々しさ。

ゆえに捕まえるのも簡単。

そろ〜っと指を伸ばして羽根をピッと掴むだけ。

虫取りアミ不要、日本でもっとも捕まえやすいトンボなんじゃないかと思います。

しかしまあ、ヤゴの時の姿は縄文時代の土偶というか、宇宙人的なフォルムというか…

泳ぎかたも独特。

一体どうなってるのか分からないけれど、後方にジェット噴射みたいな水流がヒュヒューンと出て、イカみたいな動きをします。

ヤゴといえば、ウチにもYAGOというワームがあります。

水棲昆虫やエビ、ゴリ等々イミテートしたハンドポワードワーム。

ちょうどYAGOの季節がやってきました。

次回、YAGOってどんなワームなん?というのを書いてみようと思います。