子供だけには止まらない【大人の自由研究】〜赤いザリガニを青色に〜
ザリガニといえば濁った水や泥の中に住んでいるイメージ。
こんなに水が綺麗な場所で見たのは初めて。
こんな場所のやつなら食べてみてもいいかも…
ザリガニといえばアメリカザリガニ。
日本固有種のニホンザリガニは実は限られた場所にしか生息していません。
僕らが普段目にすることの多いアメリカザリガニは、もともとは食用ウシガエルの餌としてアメリカから移入。
同じく食用ウシガエルもアメリカからの移入種です。
食用として移入された動物は数あれど、食用としての役割を現在も果たしているのはニジマスくらいのもんでしょうか。
赤いザリガニを青くすることができる
染める?塗る?
いや、そんなことは必要ありません。
実はザリガニの餌を変えてやるだけ。
ザリガニは食べ物から赤色の色素の素を取り込み、体内で赤色色素を生成します。
その赤色色素の素を含まない食べ物を与え続けることで、体色がどんどん青色に変化します。
サバでも、アジでもニボシでもいいです。
高校生の時、同級生が飼っているザリガニにサバを与え続ける実験をしていました。
あまり長い期間やっていたわけではないけれど、たしかに青みがかったザリガニになっていた。
同時にカボチャだけ与えて黄色に、ほうれん草だけ与えて緑にならないか?みたいな実験もやっていたけど、果たしてその後の結果はどうだったのか。
まったく覚えてません。
もし家でザリガニを飼っているのであれば、青いザリガニにトライしてみてはどうでしょう。