この部分を変えるだけでロッドは生まれ変わる!

「ロッド作らないんですか?」って時々聞かれたりします。

ああ…ロッドね…

ほんとは欲しいんですよ。

特に、トランキルにベストマッチなロッドが欲しいなってよく思う。

振動が極端に弱いソフトブレード、エサ系チャターベイトのロッドなんてちまたには存在しないし。

現状は、バットがしっかりしていて、ティップだけがスッと入るファーストテーパーMHクラスのテキサスロッドで対応している。

ただ、使い込んでいくともうちょいココがこうなってたら…とかやっぱり出てくる。

例えばグリップの長さ。

ジグテキサスロッドはグリップが短いものが多く、トランキルを巻いているのバイトを即掛けするには、少しグリップ長が足らないように思う。

短すぎるグリップはロングキャストにも向いていない。

トランキル専用ロッドがあるのならば、喉から手が出るほど欲しいのです。

でも今は、とりあえずあるもので代用を…ということで自分で簡単にできるグリップの延長。

不器用でもできる!グリップ延長

ロッドビルドの中ではいちばん簡単だと思われるグリップ改造。

①コルクまたはEVAをカッターやペンチで取り除く

②カーボンのパイプ(折れた竿などで代用可能)をブランクスのエンド部分に突っ込んでブランクスを延長し、エポキシで接着。

③市販のコルクやEVAのグリップをエポキシで接着

以上!

ビッグベイトロッドなどは逆にグリップが長すぎてアクションをつけにくいものが多い。

そういう場合はグリップをぶった切って、グリップエンドを再接着するだけなのでさらに簡単。

KRKのような積極的にトゥイッチ、ジャークするものは短めグリップで、上腕部にグリップが干渉しない程度まで短くすると扱いやすいロッドになります。

市販のロッドが自分の体に(使い方に)合わず失敗した〜という場合でも、グリップをいじるだけで生まれ変わる可能性あり。

ロッドを改造するとメーカー保証を受けられなくなる場合もありますので、改造する前に確認することをおすすめします。