冬装備必須⁉︎琵琶湖へ行くなら覚えておきたい雪の危険度上昇エリア

”国境の長いトンネルを抜けると雪国であった”

読んだことが無い人でも聞いたことがある、川端康成の小説『雪国』のワンフレーズ。

この言葉だけでトンネルの先の情景がパッと浮かび上がります。

あまりに美しすぎる言葉ですが、現実は同時に危険度も増し増し。

凍結、スリップ、立ち往生とよからぬ言葉もゾロゾロついてくるのが現実世界。

必ず雪が積もると分かっている地域に住んでいる場合は、車のタイヤをスタッドレスに交換するのは当たり前のこと。

ですが…普段積もらない場所に住んでいるし、この冬もノーマルタイヤで十分!という方も多いでしょう。

この冬に琵琶湖へ遠征します!ノーマルタイヤです!という人のために、琵琶湖周辺の雪情報。

ここから先は危険度上昇!

1月3日に湖西側を近江舞子まで、雪の具合を見てきました。

琵琶湖大橋周辺、真野エリアは雪は全く無し。

ヘビキャロの聖地、和邇をすぎて蓬莱あたりへ来ると路肩に少しだけ残り雪。

さらに北上しスキー場「びわ湖バレイ」の登り口にあたる志賀まで来ると歩道も路肩も雪で真っ白。

このあたりから雪国感あり。

比良を過ぎ、近江舞子まで上がればさらに積雪は増し、除雪で路肩に雪がこんもりと盛り上がって道幅が少し狭く感じ、少々走りにくい状態。

昼間に溶け出した雪で道路はびしょ濡れ、気温の低い夜間は凍結の恐れありです。

その時の雪の降り具合によって変わりますが、大体は和邇より上を境に雪がドカッと降る可能性のある「トンネルを抜けると〜」エリアに入ると思っておけばいいでしょう。

琵琶湖大橋より下側の湖岸路は冬でも雪が積もることはごく稀。

せいぜい年に1、2度雪が積もるか積もらないかといったところ。

それでも気温の低い時は凍結する場合があり、スリップ事故も起きています。

朝晩の走行は十分注意してくださいませ。