
ソフトブレードチャターが熱い!ハズさない夜の釣り
冷え冷えが最高潮な冬ですが、暗い時間帯が面白い季節です。
冬の夜のビッグベイトというのも面白いですが、ルアーが大きいだけにせっかくの貴重なバイトが「トゥンッ」だけで終わるというリスクも持ち合わせています。
もうちょい手堅いバイトの多い釣りで、なおかつミスバイトがなくなる釣りとなれば、「トランキル」をおいてほかに出るものなし。
今日はトランキルが理にかなっている3つの理由について。
唯一無二のソフトブレード!
①まず大事なのは魚に気づいてもらうこと。
その点、ビリビリとブレードが振動するチャターベイトというルアーは存在感抜群。
ピンスポットで魚がついていそうな場所がなんとなく分かっているならもっとおとなしいルアーでもいいのだけど、魚の場所を探して広く釣るなら存在感強めのルアーがいい。
②強すぎないこと。
最初の話と矛盾するようですが、ここが大事。
金属ブレードが釣れる時、ソフトブレードが釣れる時、その時々によって違うようです。
金属ブレードが強い時は魚が視覚でルアーを追えない濁りの強い時などなど。
気づかせたもん勝ちなら金属ブレードで結構。
冬の水質はクリアアップした状態が多くなり、夜でも魚は視覚に頼って餌をとっています。
強すぎず弱すぎずで、魚っぽいビクビクとした波動はトランキルのお家芸。
おとなしいソフトブレードでも十分に魚に気づいてもらえるうえ、カタカタ音の少ないベイトに近い泳ぎをした方がバイトが多いように感じます。
ウィードの上を速巻きして反射的に食い上げてくるような使い方なら金属ブレードの方がいいかもだけど、バスからしっかり見られるような使い方をするならトランキル強し。
あとスレにも強く、先行者がいたとしても十分可能性あり。
③フッキング率が高い
トランキルはバイトが深いという特性があります。
これはスイムジグ+シャッドテールワームと比べると一目瞭然。
最初にコツコツとしたテールバイトが多いシャッドテールに比べ、トランキルは深く一発で吸い込む頭へのバイトが多い。
一定スピードで泳ぐルアーに対して、バスはまず動いている部分を押さえにくるものと思われます。
アタッたけどのらんかった…ということは少なく、バイトがあったら即掛けでOK。
ブレードが柔らかく曲がるのでフックポイントを邪魔することも無し。
使い方自体は一旦ボトムをとったらブルブルを感じる範囲でスローに巻くだけというシンプルなもの。
コツらしいコツもありませんが、強いて言えばルアーがどのレンジを泳いでいるのかどんな軌道で泳いでいるか意識すること。
ボトムの50センチくらい上を泳いでいるのか、1m上を泳いでいるのか。
釣れた状況を覚えて再現すれば、2本目の魚に繋がるかもしれません。