春先になぜ増える⁉︎原因不明の死魚
この時期、非常に多いです。
陸に打ち上げられたコイ、フナ。
先日も瀕死のフナがプカプカと水面を漂っていました。
鱗の隙間、尾鰭付近から出血があり、どう見ても具合悪そう。
浜辺を歩いているとあちこちに死骸が転がっていて、そこかしこで漂う死臭。
なんでなん?
と疑問に思った人も多いでしょう。
コイ釣りのオッチャン曰く、産卵で疲きって死んだんだ!とも言ってましたが。
それも無くはないのでしょうが、一年魚のワカサギやアユじゃあるまいし。
それにニゴイも結構死んでるんです。
ニゴイはまだまだこれから産卵時期だしね。
となればやっぱり病気。
魚類にも人間と同じように病気があります。
ウイルス、菌、寄生虫と原因は様々。
代表的なところで言うとコイがかかるコイヘルペス。
それから白点病。
ミズカビ、穴あき病に鰭腐れ、尾腐れ病、イカリムシなどなど。
その多くは春先から初夏にかけての水温で活発になるものが多いのです。
産卵後の弱った体で病気に余計かかりやすくなっているというのは多分にあります。
産卵となればまさに密の状態、濃厚接触者だらけなわけで。
魚にソーシャルディスタンスを取れというのは無理な話で…
夏になったらなったで今度は酸欠による大量死というのものありますし。
魚の世界もなかなか大変なんです。