冷たい雨か?暖かい雨か?そこが問題だ

近畿地方もやっと梅雨入りしました。

平年よりもちょっと遅い梅雨入りです。

雨が降り出すと気になるのが琵琶湖に流れ込む流入河川の様子。

増水して、濁りが出て、ローライトパワーもあって…

間違いなく釣れまくる!…なわけではございません。

気にしたいのは暖かい雨だったのか、冷たい雨だったのか。

そこが重要。

例えば先週に降った雨。

気温も低く、川に手をつけるとヒンヤリ冷たい水。

コアユやハスをとりに川の中で投網をうっていたオッチャンは、「まったくおらん…」とボヤいておりました。

この雨が降る前の川の中は、けっこうコアユが多いように見えていたのですけど。

川の影響を受けなさそうな河口から離れ浜沿いを歩いてみたところ、波打ち際にはあちこちにコアユの群れ。

サギも多く、川の中に居たコアユは下って本湖側に出てきている模様。

冷たい水温を嫌っていると考えてもいいはずです。

ハスもニゴイも川の中には少ないわけで、河口周辺のバスもあまりいい状態ではないと予想できます。

実際冷たい雨が降った後の川の河口って、あんまりいい思いをしたことがないのですよ。

レインウェアを着ていてちょっと蒸し暑く感じるくらいの気温があったほうがよく釣れたなと感じます。

湖に限らず、川の本流に流れ込む小さな支流、または野池の流れ込みなんかでも同様のことが起きています。

いつでもインレットが魚を寄せるとは限らない、ということです。