秋深まる!ビワマスどんどこ遡上中
ビワマスの産卵が始まっています。
最初は目の前に居たのだけど、写真を撮る前にどんどん流れて行ってしまいました。
産卵後の個体で元気に泳ぐ力もなく、体が白く変わりボロボロの状態。
琵琶湖固有種のビワマスは鮭と同じように秋になると川に遡上して産卵。
孵化した稚魚は琵琶湖へ降りて育ち、3〜4年すると川へ遡上して産卵し一生を終えます。
普段は琵琶湖の20m前後の深さで生活しているため、釣りはトローリングが主流。
台風後などにごく稀にバスを狙っていてキャスティングで釣れることがあるそうです。
いっときそのビワマスをオカッパリから釣れないかと思い、琵琶湖の最北まで上がって岸から急深に落ちるブレイクからメタルジグやスプーンを投げまくったことがあります。
かなり通い込んでみました。
がしかし、一匹も釣れませんでした。
色々調べてみたところ、結局釣れるのは秋に産卵を控えて川の河口近くに寄ってくるものを狙う方法。
ただしこれには問題がありまして、10月から11月いっぱいまでは保護のため禁漁期が設定されているのです。
ということは9月いっぱいで釣らないといけない。
けれど9月はまだまだ水温が高く、仮に接岸していたとしてもそんなに個体数は多くないということ。
オカッパリからはなかなか難易度の高い魚なのです。
トローリング以外にはレイクジギングで釣る方法もあるらしい。
ボートから釣る場合は滋賀県の許可を取る必要があります。
すでに許可を受けた遊漁船なら自ら申請する必要はなく、そちらを利用することをおすすめします。