手作業に次ぐ手作業。プラスチックルアーといえど意外とアナログ。

ウェイトを入れ、エイトカンをセットした後に溶剤で溶かして貼り合わせ。

完全に硬化するまで1日ほど置いておきます。

溶着するとルアー中央の貼り合わせ部分にはバリ(プラスチックの溶けたイガイガみたいなヤツです)が出ます。

これをカッターの背中側でガリガリと削り取り、おおまかにバリを落としていきます。

次に紙やすりでバリ取り跡を平滑に仕上げ、エイトカン周りもカッターで綺麗に整えて…

この様な一連の作業

量産品も全て同じように一つ一つ手作業で貼り合わせ面の仕上げが行われます。

量産品というと機械でガッチャコンガッチャコンとオートメーションでというイメージかもしれませんが、ルアー製造の工程のほとんどが手作業です。

この後の塗装や組み立て作業も。

なんだか意外かもしれませんが、プラスチック製ルアーといえども、実はウッドのルアーと同じくらい手間がかかっていたりもします。

こんな感じです。

グイッと圧力をかけて溶着すると溶けて固まったバリ(プラスチックのイガイガ)が出現

バリをカッターナイフで綺麗にこそぎ落とし

紙やすりで研磨して仕上げてツルツルに。

ここから、塗装へといった流れです。

以上ご参考まで。