琵琶湖のバスのメインベイトに変化

琵琶湖の固有種、ホンモロコが今年は異常なほど増殖中。

朝早くに釣りに行くと砂利浜の波打ち際に群れになって押し寄せ、水飛沫を上げながらバチャバチャと産卵しています。

砂浜、岸ギリギリに生えた水生植物、木の根本。

産卵場所は波打ち際になるため、産卵直後に水が干上がると卵まで干されてしまいます。

琵琶湖の水位は下流にある洗堰で人工的に調整されているため、ホンモロコの産卵期に水位を高めに保つなどの工夫がなされたおかげなのか、今年は南湖のあちこちでホンモロコを目にするようになりました。

以前の琵琶湖のメインベイトはブルーギル。

ギルボールと呼ばれる大量のギルの群れがあちこちにプカプカと浮いていて、ボートに驚きジュボッと水音を立てて逃げるような光景が南湖のあらゆる場所にありましたが…

今では数が激減。

数年前よりレア魚扱いです。

そしてこれからの琵琶湖のメインベイトはおそらくホンモロコ。

ホンロモコに焦点を当てた新しい釣りが生まれてくるかもしれません。