タイニーマサムネやプロトプロップに共通する【お腹の凸丸形状】に迫る

タイニーマサムネやプロトのシンキングプロップのお腹には丸い凸形状があります。

なんと無くわかるかもしれませんが…。

これ、ボールウェイトです。

何故、ボディの外に飛び出した形状をしているのか。

理由は2つ

1つは「内部スペースの問題」です。

タイニーマサムネのボディには、ウォータースルーダクトという口から水を取り入れ後部へと排出する機構がついています。

ルアーの口からお尻の方にかけてルアーの内部にズドーンと穴が開いています。

言うならばチクワだと思ってください。

穴がルアーの前面に空いていることで水を受ける面積が減り、内部に水流が通ることで左右に動きにくくなります。

このウォータースルーダクトがルアーの下半分にズドーンと前から後ろまで通っているため、ウェイトを込めるスペースがごく小さいのです。

ウォータースルーダクトにはフローティングとシンキングを切り替えるプレートウェイトを挿入するため、邪魔しないようにボールウェイトは自然と外へ。

そういうわけで外側に少し飛び出した形状なのですが、

2つ目は、「低重心化」になりバランスが向上しています。

ウォータースルーダクトと外に飛び出たウェイトの相乗効果でボディがより動かない仕様になっています。

そんなタイニーマサムネやプロトプロップベイトの豆知識でした。