季節がさらに進行。コアユがズンズン遡上中

琵琶湖に注ぎ込む河川へのコアユの遡上が本格化してきました。

サイズも色々で、7〜8センチあるものもいれば、3センチくらいの小さなものも。

このコアユ、大きくなってもせいぜい10センチ程度までにしか成長せず、その大きさのままで産卵し落ちアユとなります。

このコアユを川に放流すると…

不思議と大型のアユと同じように20〜30センチほどまで成長。

食べ物や生息環境の違いでそこまで体格が変わるということに驚きです。

この性質を利用して、沢山獲れる琵琶湖産のコアユは全国の河川へ放流されてきたそうですが、現在は人工孵化させたアユの放流が主流になっているそうです。

ここ何年かの琵琶湖ではコアユはめっきり数が減ってしまいました。

以前は秋になるとコアユが帯になって回遊し、北湖南湖のウィードパッチに差してあっちこっちでスーパーボイルが起こっていました。

食わせるのがなかなか難しい釣りで、ルアーがうまくはまればボコ釣れですが、ボイルしているところに投げても見向きもされないことも。

今のコアユの少なさではそういうことはもう無いんだろうなと思っていたら、どうやら今年はコアユが増えるかも?という話もあるそうで期待してみてもいいかもしれません。