バス釣りの間のホッと一息の休憩。美味しい魚釣れています。

梅雨に入り、天気の悪い日が多くなってきました。

大雨で川が増水し、魚が一気に遡上を始めています。

水量が少し落ち着いたタイミングで琵琶湖に注ぎ込む小さな川へいってきました。

狙うのはコアユ。

仕掛けは簡単。

のべ竿と玉浮きと、コアユ用のサビキ、餌をつけるラセン。

そして餌はサバ缶。

サバ缶をビニール袋に入れてよく揉んで、細かく潰したものにパン粉を混ぜて寄せ餌の出来上がり。

ラセンに寄せ餌を丸めてつけたら、あとは瀬や石裏のよどみなど、コアユのつきそうな場所に何度も打ちかえし流すだけです。

アジのサビキよりもシンプルな、針にビーズがついただけの「ほんまにコレで釣れるん?」と言いたくなるようなコアユのサビキですが心配無用。

朝の数時間、サバ缶がなくなるまで釣ってそこそこの数が釣れました。

初めてのお子さまでも簡単手軽に楽しめる釣りなのです。

ケタバスやヨシノボリ、ニゴイなど他の魚が掛かることもあり、コアユ用の細糸仕掛けでラインブレイクにヒヤヒヤすることもあります。

今回釣れたコアユはアベレージ9〜12センチくらい、大きいのは15センチくらいのものが掛かることもあります。

食べ方はシンプルに大きいのは塩焼き、小さいのは山椒煮。

最高に美味しゅうございました。

コアユは頭も柔らかく丸ごと食べられます。

本当はハラワタも丸ごといけますが、川で釣ったコアユはお腹に砂が入っていて、噛んだ瞬間にジャリ…

と、なるのでハラワタは出したほうがいいですね。

なんだサビキ釣りかよって思うなかれ。

寄せ餌がバラける中にサビキをうまく同調させて流し込んだり、サビキをチョンチョンと動かして誘いを入れたり、コアユが通る流れの筋を読んだり、サビキの色や種類を変えて当たりサビキを見つけたり、なかなかゲーム性が高い釣りなのです。

同じ川で同じ時間に釣りをしていても、釣果が倍以上違うなんて当たり前のように起こります。

バスをやってる人にとっては案外得意分野かもしれません。

朝のいい時間帯にバスをやった後のコアユ釣り、でも十分楽しめるお手軽なお土産確保ができる釣りですので、釣れ無い時間にどうでしょう?