色とりどりのシリコンスカート。コレってどうやって作っているの??
スピナーベイトやバズベイト、ラバージグ、フロッグ、その他もろもろ。
実に様々なルアーに使用されているシリコンスカート。
このスカートってどうやって作ってるんだ?って思ったことありませんか?
このサラッサラの細くて均一な一本一本。
これ、実はカットして作ってます。
僕自身もカットしてるところを見たことはないのですが、どうやら最初はシリコンのシートだそうです。
よくよく考えればそりゃそうだの話なのですが…。
それを機械で均等幅にカットしているらしい。
製麺機みたいに、シート状の生地を機械に入れたら麺が出てくるような感じなんでしょうか?
いやそれだと、両端繋がっているのはおかしいな…。
レギュラーサイズのシリコンスカートは一本の幅が0.8mmくらい。
幅広のフラットスカートは1.2mmくらい。
最初からこの幅の金型があるんじゃなくて、カットで自由に幅を変えられるんです。
トランキルの試作の時は、最初は1.0mmくらいの太めのものを試していました。
1.0mm幅はスカートのワラワラとした揺れが少なくなってしまい、結局のところ0.8mmに落ちついたという経緯があります。
一昔前のスピナーベイトだと幅2mm以上の幅広スカートのものもあり、あれはあれでよく釣れた。
細かすぎるバイブレーションではスカートがあまり動かないので、シングルコロラドのスピナーベイトのような振動強めのものと相性が良かったような覚えがあります。
いま改めて幅広スカートのスピナーベイトが作りたいと思い、昔売ってたきしめんのようなスカートを探しているのですが、在庫を持ってるところがなかなか無いのですよね。