Otter(オッター)の金属プロップが奏でるシャコシャコ音。ヒシヒシと感じる夜釣りでの潜在能力。
ボディ自体はロールもウォブルもせず、ペラのみが高速回転するプロップベイトはアピール力がそこまで強くなく、透明度の高い場所で使うルアーというイメージが強いかと思います。
どっこい、Otter(オッター)はこれまで春の濁り大雨後の濁りなど、こんな水の色でシンキングプロップベイトって使えるの?という状況でも釣果を伸ばしてきました。
そうです、着実にです。そして、各地で。
オッターのプロップが水中で回転する時、ペラとヒートンが擦れて大音量でシャコシャコと鳴きます。
加えてやや大きめの金属プロップが生み出すしっかり重たい引き抵抗。
“喰わせに特化した弱々しさ”を突き詰めつつも相反する存在感で状況を選ばない汎用性も備えています。
その存在感の強さを、夜の釣りで行ったらどうなんだと。
早速検証しに。
時期的なものもあり小型サイズが反応しやすいという事もありますがポンポンと簡単に釣れてくれるあたり、まさに食わせと存在感をうまく両立したルアーだなと思いました。
現在の琵琶湖の夜釣りではミドストや名古屋釣法といったジグヘッドのスイミングの釣りが人気です。
完全に静の釣りであるジグヘッドスイミングとはまた違ったアプローチでどの程度シンキングプロップが戦えるのか、これからまだまだ検証してみたいと思います。