冬の定番メタルバイブの泣きどころ「フック折れ」。対策してますか?

真冬に突然掛かったデカバス。

やっと掛けた貴重な一本を慎重に…

と思ったらいきなり強烈にロッドが引き込まれ、次の瞬間ラインテンションが軽くなりサヨウナラ…

あります。

皆さまもれなく経験しているはずです。

ある人はヘナヘナと座り込みボーゼン、またある人は怒りが込み上げロッドをボキッといかないまでもミスした自分に怒りが止まらない。

バラしたものはしょうがない、けどそれ未然に防げたかもしれません。

メタルバイブで大物をバラす原因のひとつ[フック折れ]対策

メタルバイブは根掛かりのリスクを減らすためダブルフックが装着されているものがほとんど。

そのダブルフックが実は難ありなんです。

2本のフックポイントが両方刺さればバレにくく強度も高い。

しかしフックが片掛かりするとアイの真ん中からポキッと折れてしまう場合があります。

トレブルフックと違ってフックの軸はロウづけされておらず、片掛かりするとフックが開いてアイの部分に負荷が強く掛かるのです。

何度か魚を釣った後のフックの曲げ戻しによる金属疲労もありますが、魚が大きければ新品のフックでもポッキリいくことも。

これ、ほんのひと手間を加えるだけでフック折れのリスクがかなり減らせるようになります。

使用するのは「糸」と「瞬間接着剤」。

糸はミシン糸や使い古したPEライン、どんなものでもかまいません。

ダブルフックの軸に数回、糸をクルクルと巻きつけて止め瞬間接着剤で固めるだけ。

これだけで片方のフックポイントだけに負荷がかかったとしてもそう簡単には折れなくなります。

とはいえメタルバイブのフックは小さいサイズのものが多く変形しやすい。

フックがヘタってきたと思ったら折れる前に早めの交換を心掛けてください。