
冬の実績リグ。リーダーレスドロップショット+LOP HOG(ロップホッグ)
冬の釣りといえばやはりメタルバイブが面白い。
強いバイブレーションとストンと速いフォールのリアクション効果は絶大です。
そして同系統の釣りでまた外せないフットボールジグ。
こちらもメタルバイブとは違った良さがあります。
個人的な好みではありますが、そこにもうひとつ加えるとしたら…
LOP HOG(ロップホッグ)のリーダーレスドロップショット
リーダーレスダウンショットと一緒ですけど、ドロップショットって言ってみたかっただけです。
このロップホッグのリーダーレスドロップショット、メタルバイブやフットボールジグとは明確に使い分けております。
まずシンカーは3/16oz(5g)または1/4oz(7g)と軽めのものを使うこと。
そして引っ掛かりそうな物やゴミ、ウィード絡みが多い場所で使うこと。
メタルバイブやフットボールジグは根掛かりしやすいのがデメリット。
オダや沈みものまわりではロストが怖くてなかなかタイトに攻めきれないですよね。
ボトムにウィードが多く残っていたりゴミやトロロ藻のようなものが絡む場所も非常にやりづらい。
魚居そうだけどちょっと無理かも…という場所はリーダーレスドロップショットをいれています。
LOP HOG(ロップホッグ)の使い方二種
ロップホッグのメリットはなんといってもコンパクトボディなのに強い水押しを持っていること。
ボリューミーで水を受けてビリビリとバイブレーションする爪はフォール速度を抑える効果があります。
速いフォールでリアクションを取るのではなく、スローなフォールで残りウィードの上にフワッと置く感じで。
これを生かした一つ目の使い方
ボトムに着底したらロッドを立てて立て捌きでトントントンと3回ホップアップ、フリーフォール着底後5秒ステイの繰り返し。
ボトムに堆積したウィードやゴミの間から飛び出したエビや小魚がフワッとウィードの上に乗っかる感じで。
琵琶湖だとリングビアウォーレイという黒いトロロ藻のようなウィードの密生している場所でも、この使い方だと藻ダルマになりにくく重宝しています。
なるべく軽いシンカーを使うのは吸い込みの弱い魚への対策として。
吸い込みの弱さ対策としてはフリーリグも良いのですが、ピョコピョコとしたメリハリあるアクションを出すためにはリーダーレスドロップショットの方が向いています。
そして、もう一つの使い方
こちらはオダや杭、ボトムの沈みものなどに向けてズルズルとズル引いてスタックしたら水中でシェイクし続ける方法。
ロップホッグの水中吊るしは冬でも健在。
小さな爪と大きな爪がラジオ体操するかのようにパタパタとはためいて魚を誘います。
ちょっと引っ掛けてシェイクしてすぐに移動してはもったいない。
冬の魚は食うのになかなか長い時間かかることもあり、一度吊るしたら1分くらいは誘い続けてみるべきです。
カバー撃ちメインの時はリーダーレスよりもいっそジグやテキサスの方が良いかもしれません。