I字系ビッグベイト「NEWマサムネ」 フェザーフック考察②

昨日から引き続きまして、「NEWマサムネ」をフェザーフック仕様にするか否かで大激論中(と言うほどでは・・・ちょっと盛りましたね・・・汗)のKAESUではありますが、もう少しフェザーフックについて考えてみる事とします。残り2点のメリットと内包されるデメリットとは。

メリットの残りとは・・・

③  I字系ルアーに関しては直進安定性が高まる

→水の抵抗を強く受けすぎず、程よい抵抗でフック揺れを整え、バランスの難しいI字系ルアーのボディのブレを抑制し、結果直進安定性につながります。ルアーにもよりますのでなんとも言えませんが・・・I字系ルアーフェザー無し→フェザー有りにカスタムして、リトリーブ速度を上げて行ったりすると、意外と解かり易かったりもします。
④  キスバイト対策

→最後のキスバイト対策ですが、皆さん「ビッグベイトを投げていて魚がスーッと寄ってきてお腹のあたりをチョンと触るだけ・・・涙」なんて経験された方いらっしゃいませんでしょうか?私は・・・たまにあります。ココのもう一声!的なところでフェザーが後押ししてくれる事もあります。が・・・しかし。です。IMG_5703

フェザーのデメリットもあります。

例えば先ほどのキスバイトに関して、「フェザーが付いていればうまく吸い込んでくれたかも…」なんて思いますがルアーによってはフェザーを付けると「動いてくれない」ものもあります。
マサムネはI字系なので動かなくなるなんて事は気にする必要は無いのですが、フェザーによって水の抵抗が増えるとルアーを止めた瞬間にブレーキがかかりやすくなってしまいます。

という事はです、ルアー自体が惰性で動いてくれない事で見切られるリスクも持ち合わせています。
手前味噌で恐縮では有りますが・・・その点、「コテツ」はお腹にあるトリプルフックの抵抗すら排除した究極のライブベイト。
リールを巻く手を止めるととコテツ自身がスーッと自発的に泳ぎ出してくれます。

必ずしも、「フェザー=釣れる」という図式が成り立つ訳ではなく、フェザーフックの一長一短とルアーの特性を見極めた上でカスタムして行ければより釣りが面白くなるかもしれませんね。

皆さんはどんな考えを持ってフェザーチューンしていますか?