そもそも、I字系ビッグベイトはどんな状態の魚でも食わせる万能ルアーではない。その①

いきなりなんちゅうタイトルを放り込んでくるんやと・・・、アンタ達が作っているのまさにソレ(I字系ビッグベイト)やないか!!と突っ込み必須な感じで本日も始まりました。「発売するメーカーが言うなよ・・・。」そう、こんな声も聞こえて来そうです。でも、コレはリアルな事なので先に言っておきます。
むしろ状況やシチュエーション問わず何でもかんでも釣れる釣れると謳われたビッグベイトなんて本当にあったら是が非でも使いたいです。でも、これは作れる作れないは別として究極の理想形だと思います。もちろん、この様な理想に1歩でも、半歩でも、いや、せめてどこか1点でも秀でたモノに出来るよう日々試行錯誤していますが・・・汗。

では・・・早速。

世にあまり出回っていないI字系ビッグベイトですが、デカくて動かないものは釣れる気がしないというのが一般的な考えでしょう。そもそもそんな魚いねーじゃんってな具合にもなりますし・・・。他にも小さめのワームの棒引きでは釣れるけどプラグになると釣れる気がしない、ついてくるけど食わないと言う話はよく聞きます。
確かにI字系が出だした頃、その食わせ方にはかなり悩みました。ワラワラと集団で追ってくるバスはいるが食わせるためにどうすればいいのか全くわからない・・・。
でも食う時はこれじゃないとっ!てくらい威力を発揮するのがI字系だと思います。試行錯誤しながら、いろいろ試し作成した経験から、I字系ビッグベイトの疑問点をいくつかまとめてみました。

なぜついてくるけど食わないのか?

これはついてくるけど食わないのではなく、食い気のない魚まで引きつけてしまう集魚力の高さがそう見せてしまうのではないかと思います。実際にワームや小さなルアーを投げていてバイトもなく最後にビッグベイトを投げてみるとこんなに魚がいたの?と思うくらい魚がついてくることがあります。
バスは魚の中でも好奇心の強い部類に入ります。エサを食う状況ではなくても、興味を持って寄ってきたりテリトリー意識を刺激されるとルアーを確認する行動に出ます。
そして、なぜかS字に動くよりも動きのほとんどないI字系ビッグベイトの方が視覚的には魚を引きつける力が強いように感じます。これはトレースしているレンジが多分に関係していると思います。

つづく。

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