ラインの太さと比重とマサムネの親密な関係②
少しのチューンでカンカンの夏場や激寒な冬場に使用できるよう設定しているマサムネです。チューンが必要と聞くと何だか「玄人」向けな感じに聞こえますが、板オモリやラインで簡単に調整できます。ゆっくーーーりトレース出来るレンジを自分で決める事が出来るんです。では、これからの季節はと言いますと。
ラインがどのレンジに位置しているかと言う意識。
逆にこれからの時期、デッドスローで使う場合はラインの引く力の方が弱くなり、沈もうとする力の割合が増えるためにラインはどんどんと沈んでいきます。表層を泳いでいたマサムネが気がつけばボトムをズル引き状態になる。
ラインを沈ませたくないけどデッドスローで引きたい!って時にはサスペンド~スローシンキングにチューンして、比重の軽いナイロンやPEラインを使うのも一つの手だと思います。マサムネを使う上でルアーの延長上にあるラインがどのレンジに位置しているのかを意識すると、よりレンジコントロールがしやすいです。
リップ付きのルアーでレンジコントロールする事と大きく違う点は、引き抵抗や水切り音がない事、それによってラインの存在感をできるだけ抑えバスに見切らせないことが最大のメリットと言えるでしょう。