
TRANQUIL(トランキル)製品カラーエピソード 「#06 グロスパープル」編
何を隠そうTRANQUIL(トランキル)のプロト段階から使っていたテストカラーです。いや、正確に言うとテスト時とはヘッドやスカートの色が少し変わっていますが、色の系統や雰囲気はそのままにブラッシュアップしたものが製品版「#06グロスパープル」と言う訳です。巷ではレイカーズカラーなんて言われたりもしていますが、気をてらっている訳ではありません。コイツ、かなり釣れます。
実は・・・ココだけの話
7色展開しているカラーの内、最もサカナを釣っているカラーです。
黒、紫、黄を交互に配色してストライプを強調したカラーリングでギル、オイカワ等の縞模様のあるベイトのイメージで作ってみました。
バスは意外とベイトの模様のパターンもよく見ているような気がします。ナチュラルなカラーリングのコバルトギルに対して、カラーではなく模様を強調してギル、オイカワだと認識させてみたら?
という試みです。
同じ考え方の色として・・・
「#01 ライムバグ」もあります。こちらも決してナチュラルなカラーではないものの、縞模様がはっきりと出る仕様です。
人間が見る色とバスから見る色は違うとも言われています。
人間にとってグロスパープルやライムバグが派手だなと感じていても、もしかしたらバスにとってはナチュラルな色に見えているかもしれません。
どんな色に見えていようがストライプのコントラストがはっきりと分かり、ギルの縞模様みたいだなとバスが認識してくれれば、それは人間が思う食わせのナチュラルカラーと同意義になるんじゃないか?
と、まあそんな感じの意味合いを込めたカラーです。
リアル=地味系という概念を変えてくれるカラーリング。これはサカナを最も釣ったカラーという事に裏打ちされていたりなんかしています。