冬のスローな魚を攻略。最後はやっぱり「TRANQUIL(トランキル)」スローロール

期待を裏切られた時のガッカリなキモチ。

釣り人は、期待を裏切られることには慣れてるはずです。

「朝イチに入りたかったポイントに先行者」

「野池に行ったら水を全部抜かれてる」

「お歳暮がサラダ油のセットだった」

そして昨日はまたしても、「穏やかなはずがババ荒れ」。

慣れてるんだけど、やっぱり釣りになんないとツラい。

10時の時点で「これはもう帰ってもいいんじゃないのか・・・?」とも思いましたが、せっかく来たからには手ぶらで帰るのは如何なものか。

あちこちポイントを回るのは諦め、風裏に避難。

あぁ、琵琶湖は決して見放さなかった

波に翻弄されながら、やっとの事でたどり着いた(もはや釣りさえ今よりマシに出来れば・・・とだけ思ったいつもは滅多に行かない)風裏。

沖に出ても釣りにならないので、不本意ながらもこの場所で粘る決意を固めつつ小一時間。

太陽が差し込み、風が穏やかになりつつあるタイミングで「TRANQUIL(トランキル)」に待望の魚。

諦めかけていただけに嬉しさ5割り増し。

パツっと張りのあるいい魚です。

釣れた状況はこんな感じ。

水深2.53mくらい。

スローリトリーブすると、時々コツコツと岩のようなものを感じるハードボトム。

キャストしたら一旦ボトムを取り、ソフトブレードの振動を感じられる最低速度でスローロール。

とにかくボトムから離さないように意識して、時々岩のコツコツを感じながらのリトリーブ。

ゴミやウィードが絡んだらブレードの振動が消えるので軽くチョンチョンと煽って外し、再びボトムをスローロール。

こんな感じです。

チャターベイトを使うという感覚よりも、スイムジグをスローに巻いたり、ボトムでバイブレーションをズル引く感覚。

柔らかいブレードだから、しっかり存在感は出しつつ魚をスプークさせない生き物的微振動が売りです。

岩やゴミに一瞬スタックして、外れた瞬間ブルブルっとイレギュラーに跳ねたりバイブレーションが強くなった瞬間に食うこともあり、スイムジグよりもスイッチを入れやすいかなと感じます。

使用していたサイズとカラーは「3/8oz #03コバルトギル」でしたm(_ _)m

そうそう。もう一点言い忘れた事が。

今回のトレーラーは「ISANA(イサナ)」3.8inchでした。

ベイトサイズが小さい時、風が強い時に空気抵抗を抑えたい場合などは「3.8inch」が活躍してくれます。

トランキルのトレーラーにすると3.8inchと言う長さからブレードの振動をリニアにテールに伝達しプルッ!!と動くのでオススメです。

あっ、こちらのイサナ3.8インチは愛知県安城市の「B-FARM」さんのオリジナルカラーの<エメラルドシャッド>でしたm(_ _)m