たかがコレだけど思うなかれ。コレだけの差でエライこっちゃに。

やっぱり出ました。

分かってはいたけれど

たかがコレだけなコレは金属板などを曲げ加工する時、圧力が除かれると材料の弾性によって曲げた角度が若干戻ってしまう現象。

スプリングバックと言う奴です。

現在試作中のスピナーベイトのブレードは一般的なブレードではあまり使わないであろう素材を採用しています。

1stサンプルから素材を変え、より弾性の高い素材に変更するにあたりスプリングバックが出るだろうと踏んでいました。

ブレードにスプリングバックが出るとどうなるのか?

もとのブレードよりも浅いカップ形状になります。

カップが浅くなると回転角が広くなる。

回転角が広いブレードは水掴みが良く引き抵抗も強くなるので好きなタイプですが、今欲しいのはコレジャナイ。

2枚重なってる下の方がカップの深い方、上が浅くなってしまったブレード。

ほんのちょっとの違いなんですけど。

これだけの違いで色々と不具合発生。

あまりにシビアすぎて製品化大丈夫か?と心配になってきます。