TRANQUIL(トランキル)を使う上で超!重要なタックルセッティング
スイムジグよりも強いが、金属ブレードチャターよりもかなり弱いソフトブレードチャターベイト「TRANQUIL(トランキル」。
ブレードが動くか動かないギリギリのスピードで使う「スローロール」の威力を最大限に発揮させるには、タックルが重要です。
最重要タックル「ロッド」
トランキルの弱々しい振動を感じとるのに最も重要なのがロッド。
金属ブレードチャターはグラスロッドが良いらしいですが、トランキルは真逆。
トランキルにベストなロッドは、ファーストテーパーの高感度ロッド。
これは開発段階から実に色々なロッドを試しました。
使ってみると全然違う。なんだったら何をしているかよくわからないモノも。
最終的な落ち着いたのは、テキサスリグに使うような竿先が少し入る繊細なティップのもの。
ティップのわずかな振動とハンドルに伝う振動でウィードやボトムへの接触、ブレードがゴミを拾ったなど水中の情報を拾います。
ボトムから浮いた場所を巻いてるけどテキサスリグをズル引いて情報を拾うような、そんな感覚。
ボヨンボヨンとした低弾性ロッドでは細かな振動が伝わらず、ブレードの動きがいまひとつ感じられません。
チャターベイトとは言え基本的な構造上はラバージグと似ている訳で、食ったら即アワセできるベリーからバットはしっかりしたものが気持ちよくアワセられるかと。
7ft前後のMH、ファーストテーパー気味のロッドをお勧めします。
「ライン&リール」
ラインはフロロカーボンの14~16lb。
ナイロンよりも伸びの少ないフロロカーボンが向いています。
リールはノーマルからハイギヤを使用。
ギヤ比高めのほうが手元に情報が伝わりやすいかと。
とはいえリールのギヤ比は好みもあります。
巻物は全てローギヤで巻くんじゃい!という方もいますので、使い慣れているものでどうぞ。