スピナーベイト製作に必須なアレを入手

レアメタル!でもなく、銀の延棒!でもなく、単なる鉛の延棒です。

最近スピナーベイトの開発が活発化してきたので、ヘッドの材料となる鉛を補充しました。

この鉛、正しくは鉛合金です。

純度100%の鉛ではなく、アンチモンやらなんやかんやと混ぜた合金を使用します。

純度100%というとなんだかそっちの方がいいように聞こえますが、ルアーを作るのに純鉛は向きません。

純鉛は柔らかすぎるのです。

柔らかい鉛でスピナーベイトやジグのヘッドを作ると、あっという間に変形または摩耗してしまいます。

手元にエサ釣り用のオモリありますか?

試しに爪で引っ掻いてみてください。

簡単に爪痕がつくでしょ?

大抵のエサ釣り用のオモリは純鉛に近い、柔らかいものを使用しています。

混ぜ物をしない方が比重が高いオモリになるし、コスト的にも安く上がります。

対してルアーのヘッドには耐摩耗性や硬度が必要なので、基本的にはアンチモン等の金属を混ぜた「硬鉛」と呼ばれるものを使用します。

スピナーベイトを作るときは、できれば「硬鉛」をご用意ください。