ロップホッグの新色を解説➁ #09〜#10編

ご好評いただきました前回のカラー解説。

今回はその続きのロップホッグの新色を解説します。

(好評だったら良いなという思いが強すぎて「ご好評」と勝手に言っています。多めに見てやって下さい。)

「#09 脱皮ザリガニ」

脱皮直後のまだ色が浅くはっきりと発色していない状態のザリガニ…というネーミングですが、実は房総の高橋氏にはこんな意図も。

これ、「白サワガニ」です。

僕自身は「白サワガニ」というものを初めて聞いたのですが、よくよく調べてみるとどうやら青型のサワガニのことらしい。

背中が青く、腹はこのロップホッグのように白色の、まさにこんな感じの色合いだそうです。

そんなに珍しいものではないらしく、青いサワガニは関東、九州、四国に多く分布しているそうな。

サワガニといえば橙色だと思ってましたが色々いるんですね。

肝心のサワガニがバスに食われているのか?ということについては、もちろん食われてます。

沢が流れ込む野池のバスも時々カニの殻を吐きます。

サワガニは動きも遅く皮が柔らかくてかなり捕食しやすいはず。

ロップホッグの中では貴重なクリア系カラーで、水の綺麗な琵琶湖では中層をフワフワさせるのに役立っています。

サワガニが泳ぐ時もフワフワしているのでこの辺り、フワストで釣れているとなると偶然では無く必然なんじゃ無いかと。

「#10 ラテライトパールベリー」

先程のサワガニの流れでいくと紫系のサワガニもいるらしいのです。

うちの地元だとドブガニ(正式名称は知りません)みたいな感じの色。

リアルなカラーにも見えるし奇抜なカラーにも見えるのですが実は良いトコ取りなカラー。

明滅でチラチラと白い腹が見え隠れしてくれるということがポイント。

ここだけの話、腹白系のホッグって結構よく釣れるんだわ。