
こんな状況、経験したことありませんか?
グリグリグリっと巻いて、ピタッと止めて、フワーッと浮かべるとバスが一緒に浮いてきて、あーっ!食いそう!…で食わない。
またグリグリッピタッ、フワーッ…食いそう!…で食わない。
今の惜しかったなという瞬間は、皆さんイヤというほど見てきたのでは無いかと思います。
もう少し、あと一歩。
バイトに繋げられる、あともう一歩の要素が欲しい。
そのあと一歩の要素を、このような形にしてみました。
ただの柔らかいテール?ではないんです。
テールに技あり!なフナ型ルアーに仕上がっています。
このフナがホンモノに近づく瞬間、それは。
ルアーが「浮上」する時。
若干頭を上げ、ヒラヒラと尾ビレのようにテールを左右にはためかせながら水面に浮いてきます。
テール上部がユラユラと左右に揺れ動くのに一瞬遅れて、テール下部もタイムラグを伴って左右にユラユラ。
艶かしい感じに尾ビレをくねらせる浮上アクションが生まれます。
イサナのノーシンカーがユラユラとテールを振って沈んでいくのと逆のアクション。
グリグリッと巻いてストラクチャーにコツンと当て、止めた瞬間からノーシンカーのごとくユラユラと浮く、止めていても動くビッグベイトというわけです。
次回はこのフナ型ビッグベイトのテール以外の要素について。