多連結ハネモノルアーTOUDA(トウダ)トゥルーチューンの方法

魚を釣った後とか、木の枝にぶつけてしまったとか、あれ?泳ぎがおかしいかも…と思ったら、トゥルーチューンしてやってください。

TOUDA(トウダ)の羽根の取り付け部分には、一般的なハネモノルアーのパーツと違いヒートンを使用していません。

ですのでトゥルーチューンするのに戸惑われるかもしれません。

でも大丈夫。

簡単です。

まずは背中側から見た時の羽根の高さの調整。

羽根取り付けパーツの立ち上がった部分をペンチで曲げて(頑張れば指でも曲げられます)、羽根の開き角度が左右対象になるよう調整してください。

一度泳がせてみて、綺麗に泳ぐようならこれで終わりです。

軌道が左右どちらかに逸れたり、テールの振りが左右均等でない場合はさらに微調整。

ルアーを泳がせた時に正面から見て、片方の羽が高く上がり、反対側の羽根はやたらと水中に突っ込むような感じに見えるはずです。

高く上がる方の羽根は水受けが弱く、水中に突っ込む方の羽根は水受けが強すぎるということですので、強すぎる方を調整してみます。

トウダを横から見た時の羽根の角度はやや前傾姿勢。

前傾姿勢を強くすれば水受けが弱くなり、ボディに対して羽根の角度を90度に近づけるほど水受けが強くなります。

水受けが強すぎる方を調整するので、指で直接羽根を掴み、ジワッと曲げて前傾姿勢を強くしてみましょう。

トウダの羽根には極薄のステンレス製のバネ材を使用しています。

曲がってもバネのように元の形に戻ろうとするのでやや強めに力を込めて、かといって曲げすぎず。

少しづつ曲げては投げ、アクションを確認しては曲げを繰り返してください。

直接羽根を曲げて調整するので直感的というか、どちらの羽根の水受けが強いか弱いかという原理さえ理解してしまえばパパッと一瞬で直せるようになります。