やはり釣れるぞ軟質素材。メリットの裏側にあるデメリットを攻略。KUMOKIRI(クモキリ)抑えるのはこのポイントだけ。

自信を持って送り出したと言う事もあり、手前味噌ではありますが【KUMOKIRI(クモキリ)】の全身柔らかボディ、やっぱりよく釣れます。

ハードプラグには出せない生感のある柔らかいアクションや、他連結ボディ同士が接触しても音鳴りしないこと、バイトしてからの追い食いというか吐き出されにくいワームに近い食い方。

開発初期段階の12月末〜2月の低水温期にボッコボコに釣れていて、柔らかい素材と中層を漂う浮力のあるボディの組み合わせとはこんなにもスゴイのか!と感動すら覚えました。

ただし、このようなメリットもあればもちろんデメリットもあります。

軟質素材がゆえにハードプラグでは起きないトラブルも存在します。

そうです、フックがボディに刺さる。

こればっかりは表裏一体の関係上どうしようもなく…。

フックが刺さらないようボディにフックを固定するという方法も考えましたが、フックが自由に動く状態がもっともフッキングが良かったため、ここはその他の要素を最大限に活かしてトレードオフすることにしました。

そういうわけで足元まで巻いてきたらフックがテールに刺さって団子状態になってたなんてことが稀に起こってしまいます。

こんな時のために、キャスト後に団子状態を素早く察知できる方法をご紹介します。

ルアーが着水したらグリグリッとリールを素早く巻くか、ロッドで強めにさびいてみてください。

団子状態になっているとモコモコヌメヌメとした感触。

正常な状態であればブリブリとしたウォブリングがロッドティップに伝わってきます。

キャストしてデッドスローで2分かけて巻いてきたら団子状態だった…なんてことを防ぐために、この様な予備動作を入れる事で無駄のない釣りをすることができます。

ぜひKUMOKIRIユーザーの方はお試しください。