ロクマル連発!絶好調福本ガイドを丸裸!!
ここのところ調子のいい福本ガイド。デルタジグヘッドで先日の62cmに続き、今日も65、57、54cm他が出たとか。
どんな風に釣っているのか、皆さん気になりますよね?僕はとても気になる!
なので、ブログで紹介したいからという、ちゃんとした(っぽい)理由を盾に、福本ガイドに聞いてきましたよ、詳細を!
「そんなに難しいこと、特別なことをしてる訳ではないですよ…」と笑う福本ガイドでしたが、みなさんの釣行のヒントになればなぁと。以下、福本ガイド、かく語りきです。
狙いは4m付近。今年は雪しろが少ないので…?
4月ともなるとアングラーの注意はシャローに向くと思うのですが、例年通り今釣っているのは4m付近です。ただ、この冬は暖冬で雪が少なかったので、雪しろが少ないせいか、あまりバスが浮いていない感じで、チャンネル付近やボトムでの反応が出やすいイメージです。定番のスイミングジグで反応がなければ、そういう釣りに切り替える。
この辺り、ちょっと意識してみて下さい。
もちろん、良いウィードがある所ってのは当たり前すぎる事ですが、やっぱり重要。
確かに例年と違う冬だったから今に対しても影響している部分はあると思うのです。でも、そこを考えすぎると難しくしてしまう気がします。実際、僕が意識しているのはこの程度で、極端に例年と違うことはしていない感じです。
ハイフロートなデルタを1.3~1.5gジグヘッドで
繊細なこの釣りは「あまり動かし過ぎないこと」と、でも、「ちゃんとアピールできること」が大切。気難しいこの時期のデカバスに口を使わせるにはこの辺りがキモになることが多いです。
ハイフロートマテリアルのデルタはステイの時にフワ~っとテールを持ち上げてボトムで立ってくれます。ゆっくりオートマチックにアピールしてくれるので、ボトムから少し浮いたメスに口を使わせやすく、サイズを選びやすいと思います。まぁ、このフロート特性というのはこの時期に限らず有効なんですけどね。
リグは1.3~1.5gのジグヘッド。これより軽すぎると沈めるのに時間がかかり非効率になるし、逆に重いウェイトになってしまうとボトムに強く当たり過ぎる。
ネコリグでクネクネ動かすのはアピールが強すぎる。結果、小型のオスが食いやすくなる気がする。4月中はこんな感じと捉えています。
もちろん一概には言えませんが、そんな考えでこのウェイトのジグヘッドを使ってます。
基本的なアクション
これも特に難しいことはしてません。通年通して基本になるアクションです。
キャストしてボトムまで完全にラインテンションを抜いてフリーフォール。
ラインスラッグを揺するようにロッドを縦さばきでシェイク。
障害物やウィードにコンタクトしたら、無理せず優しくシェイクして、ポロリと外す。
(いわゆるウィードをほぐすようにと言われるアレですね。)
最低3秒ステイ。
コレの繰り返しを淡々と行い、「優しく外す」「動かし過ぎない」事に重点を置いてます。
もちろんスピニングタックルの釣りになるのですが、ラインスラッグを扱う為、ロッドは比較的ティップまで張りがあるのモノがいいと思います。具体的にはL~MLのファーストテーパーということになりますね。とにかく、優しくほぐし、移動距離を抑えて、動かし過ぎない。これに神経を集中させることができるロッドであればOKです。
ラインシステム
僕の場合、ラインはフロロの6lbでやってますが、最近はラインシステムを組むアングラーも増えてきました。
ウィードでの釣りでビッグサイズを狙うので、太めのリーダーを組んでおけば安心ですよね。悔しい思いをするぐらいなら、しっかりラインシステムを組んで挑むのはアリだと思います。因みに今回の54㎝を釣られたゲストさんもメインライン6lbに10lbリーダーを組んでおられました。メイン、リーダー共にフロロです
淡々と・・・
特に難しいことはしてないですよと、こんな風に教えてくれた福本ガイド。
淡々と「フツーなこと」のように話してくれましたが、参考になりましたでしょうか…。
日替わりの琵琶湖ですから、また変わって来るかも知れませんが・・・。