KAESUロゴ「EXTREME LURE FACTORY」のエクストリームに込めたモノ

カエスのロゴに添えられている「EXTREME LURE FACTORY」という言葉。このEXTREME(エクストリーム)って言葉、中々クセモノです(笑)

ウィキペディア先生によるとこうです。
「極限」「極度」「過激」『極端』などといった意味をもつ英語。
と説明されています。

そう!簡単に言いますと・・・「トンガッタ」ってやつかなと。いや、たぶんそうでしょう!いや、そのはず。
実際、カエスの製品ってちょっと普通じゃない感じの物が多くないですか・・・作っていてもそんな気が。
そう、良くも悪くも・・・です。

伝えにくい、伝わりにくい・・・モノ達

もちろん、僕たちもアングラーですから、自分たちの釣りをフィードバックしてものを考えていると、単純にこうしたい、ああしたい、こんなものがあれば楽しいかも!とか、釣れるんじゃね!?が発想の源として出てきます。

じゃ、作ってみよう!試してみよう!魚に聞いてみよう!と動き出すワケです。

もうね、あまりにバカバカしくて、「やっぱりダメだったか--ッ。Σ(゚口゚;」というものはいっぱいあります(泣)
見た目がキテレツ過ぎて、「いくら釣れても、これは買ってもらえないだろな・・・。」という代物もごまんとあります(笑)逆に一周してアリなものになるかも知れません。

でも、「やってみた」は大事なことだと思っています。
で、やってみた結果、トラや湖ノ葉やコテツや色々なものが生まれました。
スタートやキッカケは、ばかばかしいかも知れないなぁという事でも、やり始めると真剣なんですよ。いや、ほんまに・・・。
端からみたらばかばかしいと思われそうなキッカケでスタートすることも多々ありますが、我々はいつもスタートから真剣ですし、実はそこにしっかり「想い」は込めています。毎回毎回「やってみる」事でひょっとするとトンデモナイものできたらどうしよう??と期待でいっぱいです。

例えば…

例えば、コテツ。
空気も読まずに開発の経緯を全部語らせてもらいましたが、正直にいうと、だれが使っても投げて巻くだけでバンバン釣れる代物ではないです。使いどころと使い方をイメージして使ってもらわないと釣果に結びつかないかも知れません。でも、本当に作りたかったものなんです。

例えば、湖ノ葉。
湖の葉に関してはガイドふくもっちゃんのとある体験がベースにあります。
若き日のふくもっちゃん(いや、今でも十分若いですけどね。)、釣りに行ったのにルアーをごっそり忘れて行きました。仕方なくふて腐れながら(かどうかは知りませんけど・・・)そこらへんに落ちていた笹の葉にジグヘッドを付けて投げてみたら・・・まさかの爆釣(笑)ジグヘッドワッキーでヒラヒラ動くものにバスは異常に反応することを実体験として知ることに。
そこから生まれました。

例えば、TORA(トラ)。
琵琶湖を中心に今や定番のスイミングジグが注目されるにつれて脚光を浴びるようになったシャッドテールワームですが、狙ったレンジをゆっくりゆっくり巻きたい。ゆっくりゆっくり巻いてもシッカリテールがアクションして欲しい。
かといってテールの付け根を細くし過ぎるとすぐに切れる・・・。じゃ、輪ゴムでつないでみたらどう?という発想がベースになり、やってみたら驚くほど釣れた。釣れた以上、形にしたかったんです。

奇をてらってる訳ではないんです!

何も奇をてらっているワケでは無いんです。
でも、ばかばかしいと決め付けずに追っかけてみたら色んな事が見えてきて、釣果と共にどこかで確信に変わるんです。
ただ、その反面・・・「でもこれって、受け入れてもらえるのかなぁ?」と。
売れる事だけを考えてしまうと、なかなかもって弱気になってしまいますよね・・・汗。

だから思うんです。結果としてとんがってるかも知れないけど、自分たちが見つけた「これはイイ!」を形にすればいいんじゃないかなぁと。今はシンプルにそう考えています。

そう言う意味のエクストリームなカエスなんです!
なんと言いますか・・・、とんがっていることがカッコいいだろ~とか、とんがってる俺たちは普通とは違うんだぜ!的な、そういう方向性ではないんです。

何となくでも伝わればいいなと。
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