新たなビッグベイト。ボリューム(大)なヤツのはなし。

いよいよ2月も終わりですね。まだまだ寒いですが、そろそろ釣り人がソワソワする季節がやってきますね。これからは、暖かくて穏やかな日が出てくると、今日は釣れるかも?とか、釣りに行きたいな…。なんて思う日が増えてきます。春がいい年って、冬が「らしく」進行することが重要と聞きます。それを思うと、しっかり寒くて雪も降ったこの冬からの春は良いかも知れませんね。楽しみです。さて、昨年末から開発が動き出したボリューム(大)なやつ。ジャイアントベイトなのかビッグベイトなのか、その辺りの線引きはイマイチ明確ではないのですが、とにかくこのサイズのルアーについて、以前から形にしてみたい理由というのはあったんです。いわゆるベースとなるコンセプトってやつです。それは…。

ジャイアントベイトなのに扱いやすいということ。

ジャイアントベイトの集魚力、バスの食性と闘争心の両方に訴える力。デカいバスを選んで釣るうえで必要な時があるのはもちろん理解しているんです。これまでビッグベイトやジャイアントべイトで釣ったバスを思い返してみるに、他の方法やルアーで釣ることができたかな?と考えると、やっぱり答えは「NO」。

デカいルアーが持つバスを狂わせる力の賜物だと思うんですよね。敢えて乱暴な言い方をすると、ジャイアントベイトはジャイアントってことが既にバスを釣るうえで大きな要素なんだと思うんです。ただですね・・・言っちゃいますよ?いいですか?一言でいうと

「しんどい!」(笑)

あ~、軟弱モノ発言してしまったかなぁ・・・。
でもね、タックルも重くてゴツいものになってくるし、キャストもしんどい。バスのチェイスがあった時、例えばスピードを上げたいとか、ジャークやトゥイッチで動きに変化を与えたい時も軽快に操作できない。この辺りが解消されたら、ジャイアントベイトももっと使いやすいルアーになるんじゃないかと。

正直、300g超えの重量級のジャイアントベイトを一日中投げ続け、ロッド操作を続けるのは修行みたいな釣りになってしまうし。てことで、シルエットやボリュームを維持しながら、色んな面で扱いやすい、そんなジャイアントベイトを作ったら喜んでもらえるかな?というのがコンセプトになってます。

この話、続きます。

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